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明日の日本株の読み筋=FOMC後の米市場の反応が焦点、アク抜けなるか
2022-06-15 16:39:00.0
あす16日の東京株式市場では、日本時間の同日未明に発表されるFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果を受け、米国市場がどう反応するかが焦点になる。
パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は5月のFOMC会合後の記者会見で、6月と7月の会合では0.5%の利上げが検討対象になるとの見方を示したが、インフレ懸念の高まりから、0.75%の大幅利上げが観測されている。それを織り込む形で株価が大きく下落しただけに、「6、7月に各0.75%、9月に0.5%の利上げがコンセンサスになりつつあり、この線で着地すれば、いったんアク抜けの可能性がある」(銀行系証券)との声が聞かれた。ただ、「通過後に相場が落ち着くかどうかは不透明だ」(外資系証券)との指摘もあり、方向転換につながるとは言い切れない。
15日の日経平均株価は大幅に4営業日続落し、2万6326円(前日比303円安)引けとなった。FOMCの結果発表を控える中、積極的な利上げへの警戒感は根強く、14日のNYダウの連日年初来安値更新が重しとなり、弱含んで始まった。上げに転じる場面もあったが、買いは続かず、再び軟化した。FOMCを前に持ち高調整売りが続き、債券先物の急落(一時ダイナミック・サーキット・ブレーカー<即時約定可能値幅制度>発動)を受け、株価指数先物売りを誘った。チャート上では、心理的なフシ目となる2万6500円を割り込み、日足一目均衡表上の「雲」下限を下抜けており、調整継続の可能性は消えていない。
提供:モーニングスター社




