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日経平均は357円安と大幅に3日続落、米株先物高支えに下げ渋るも戻り限定、75日線割れ=14日後場
2022-06-14 15:15:00.0
14日後場の日経平均株価は前日比357円58銭安の2万6629円86銭と大幅に3営業日続落。5月27日以来ほぼ半月ぶりに75日移動平均線を割り込んだ。朝方は、売り優勢で始まった。米利上げ加速への警戒感が続き、13日の米国株式市場で主要3指数が大幅に4日続落した流れを受け、前場終盤には2万6357円90銭(前日比629円54銭安)まで下押す場面があった。一巡後は、時間外取引で米株価指数先物が上げ幅を広げたこともあり、引け間際にかけて下げ渋ったが、戻りは限定された。
東証プライムの出来高は12億6090万株、売買代金は3兆333億円。騰落銘柄数は値上がり382銘柄、値下がり1403銘柄、変わらず53銘柄。
市場からは「積極的な米利上げへの懸念を織り込みにいったとはいえ、織り込み切れたかはまだ不透明だ。『3空』(3回連続のマド開け)の下げで目先反発してもいい頃合いだが、3月安値と5月安値を結んだ延長線(直近2万6200円台半ば程度)を下回ると調整継続の可能性が強まってくる」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株が下落。HOYA<7741>、テルモ<4543>、オリンパス<7733>などの精密株や、住友不<8830>、三菱地所<8802>、三井不<8801>などの不動産株も安い。第一三共<4568>、中外薬<4519>、小野薬<4528>などの医薬品株や、ソフバンG<9984>、KDDI<9433>、NTTデータ<9613>などの情報通信株も売られた。出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、東レ<3402>、ゴールドウイン<8111>などの繊維製品株も軟調。JR西日本<9021>、JR東海<9022>、京成<9009>などの陸運株も値を下げた。
半面、川崎汽<9107>、商船三井<9104>、郵船<9101>などの海運株が堅調。三井住友<8316>、千葉銀行<8331>、静岡銀行<8355>、愛知銀行<8527>、富山第一銀行<7184>などの銀行株も高い。
個別では、東建コーポ<1766>、Hamee<3134>、MSOL<7033>、アセンテック<3565>、ブラス<2424>などの下げが目立った。半面、グッドコムA<3475>、鳥貴族HD<3193>、ラクーンHD<3031>、大真空<6962>、JMDC<4483>などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、31業種が下落した。
提供:モーニングスター社




