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日経平均は836円安と大幅続落、2週ぶり2万7000円割れ、米株先物安も重しで下げ幅拡大=13日後場
2022-06-13 15:19:00.0
13日後場の日経平均株価は前週末比836円85銭安の2万6987円44銭と大幅続落。2万7000円割れは5月27日(終値は2万6781円68銭)以来約2週間ぶり。前週末発表の米5月CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回り、インフレ加速への懸念から、同日の米国株式が大幅に下落した流れを受け、朝方はリスク回避の売りが先行した。時間外取引での米株価指数先物安も重しとして意識され、先物売りを交えて一段安となり、後場中盤には2万6948円22銭(前週末比876円07銭安)まで下押した。その後の戻りは鈍く、引けにかけて安値圏で推移した。
東証プライムの出来高は12億1859万株、売買代金は2兆8954億円。騰落銘柄数は値上がり332銘柄、値下がり1457銘柄、変わらず49銘柄。
市場からは「一段の米利上げを織り込みにいっている最中で、とりあえずFOMC(米連邦公開市場委員会、14−15日開催)を通過するまでは不安定さを引きずる。日経平均は25日線を割り込んできたが、その下にある75日線を維持できるかが注目される」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、ダイキン<6367>、クボタ<6326>、荏原<6361>などの機械株が下落。東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>などの電機株や、日産自<7201>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株も売られた。エムスリー<2413>、楽天グループ<4755>、リクルートHD<6098>などのサービス株も安い。住友鉱<5713>、DOWA<5714>、住友電工<5802>などの非鉄金属株や、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽<9107>などの海運株も軟調。丸紅<8002>、三井物産<8031>、三菱商<8058>などの卸売株や、日本製鉄<5401>、JFE<5411>、大平金<5541>などの鉄鋼株も値を下げた。INPEX<1605>、三井松島HD<1518>などの鉱業株もさえない。
半面、関西電力<9503>、九州電力<9508>、東北電力<9506>などの電気ガス株が堅調。日水<1332>、サカタのタネ<1377>などの水産農林も引き締まり、東洋水産<2875>、ヤクルト<2267>、明治HD<2269>などの食料品株も買われた。ANA<9202>などの空運株もしっかりとなり、T&DHD<8795>、かんぽ生命<7181>などの保険株も値を上げた。
個別では、ラクスル<4384>がストップ安となり、三井ハイ<6966>、フリービット<3843>、ポールHD<3657>、インフォMT<2492>などの下げも目立った。半面、トーホー<8142>、gumi<3903>、ラクーンHD<3031>、トビラS<4441>、鳥貴族HD<3193>などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、28業種が下落した。
提供:モーニングスター社




