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日経平均は397円安と6日ぶり大幅反落、ECB利上げ方針に欧米株安で売り優勢=10日前場
2022-06-10 11:43:00.0
10日前場の日経平均株価は前日比397円74銭安の2万7848円79銭と6営業日ぶりに大幅反落。3営業日ぶりに2万8000円を割り込んだ。朝方は、9日の欧米株安を受け、売り優勢で始まった。ECB(欧州中央銀行)は9日、7月に量的緩和政策を終了し、同月中に0.25%の利上げに踏み切る方針を示した。欧州主要国債利回りの上昇とともに米長期金利も上昇し、投資家心理が悪化した。先物売りを交えて日経平均は下げ幅を拡大し、一時2万7805円45銭(前日比441円08銭安)まで下落した。その後の戻りは限定され、前引けにかけて安値圏で推移した。なお、この日算出の日経平均先物・オプション6月限SQ(特別清算指数)の市場推定値は2万8122円81銭。
東証プライムの出来高は7億1622万株、売買代金は1兆8103億円。騰落銘柄数は値上がり265銘柄、値下がり1504銘柄、変わらず69銘柄。
市場からは「ECBの利上げ方針を受け、金融引き締めへの警戒感が強まった。日本株はきのうまで調子に乗って上昇していただけに売りも出やすい。ただ、この間の大幅上昇を考えると、思ったほどの下げではない。SQ値が日経平均の上になりそうで、目先は上値抵抗線として意識されるが、後場は2万8000円割れ水準で押し目買いがどの程度入ってくるかが注目される」(中堅証券)との声が聞かれた。
業種別では、日本製鉄<5401>、神戸鋼<5406>、大平金<5541>などの鉄鋼株や、コスモエネH<5021>、出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株が軟調。第一三共<4568>、エーザイ<4523>、住友ファーマ<4506>などの医薬品株も安い。クボタ<6326>、コマツ<6301>、日立建機<6305>などの機械株や、住友鉱<5713>、DOWA<5714>、東邦鉛<5707>などの非鉄金属株も値を下げた。エムスリー<2413>、リクルートHD<6098>、楽天グループ<4755>などのサービス株も売られ、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株もさえない。東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ファナック<6954>などの電機株も売られた。
半面、T&DHD<8795>、SOMPOH<8630>、MS&AD<8725>などの保険株が堅調。川崎汽<9107>、川崎汽<9107>などの海運株も引き締まり、積水ハウス<1928>、タマホーム<1419>などの建設株も高い。
個別では、IRJHD<6035>、ビューティガレージ<3180>、ラクーンHD<3031>、TOWA<6315>、日電波<6779>などの下げが目立った。半面、ラウンドワン<4680>、太平洋セメ<5233>、藤田観<9722>、住友大阪<5232>、クロスキャット<2307>などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、30業種が下落した。
提供:モーニングスター社




