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日経平均は154円高と続伸、一時200日線を回復、米株先物高に上海・香港株高も支え=6日後場
2022-06-06 15:16:00.0
6日後場の日経平均株価は前週末比154円32銭高の2万7915円89銭と続伸。一時は200日移動平均線(2万7940円)を回復する場面もあった。
朝方は、売りが先行した。前週末の米国株式が下落した流れを受け、寄り付き直後に2万7523円95銭(前週末比237円62銭安)まで下落した。ただ、売りは続かず、一巡後は先物買いを交えて持ち直し、上げに転じた。時間外取引で米株価指数先物が高くなり、中国・上海総合指数や香港ハンセン指数の上げも支えとして意識され、後場後半には2万7979円54銭(同217円97銭高)まで上昇した。その後は、引けにかけて伸び悩んだが、2万7900円台は維持した。
東証プライムの出来高は10億182万株、売買代金は2兆3223億円。騰落銘柄数は値上がり1029銘柄、値下がり713銘柄、変わらず95銘柄。
市場からは「オプションに絡んだ短期的な需給によるものではないか。権利行使価格2万8000円コール(買う権利)の売り手による先物ヘッジ買いの影響もあるだろう。上値を試す可能性もあるが、戻り売りへの警戒感もあり、相場は不安定化しやすいとみられる」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、コスモエネH<5021>、出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株が上昇。ANA<9202>、JAL<9201>などの空運株や、JR西日本<9021>、JR東日本<9020>、京急<9006>などの陸運株も高い。SOMPOH<8630>、東京海上<8766>、MS&AD<8725>などの保険株や、第一三共<4568>、中外薬<4519>、小野薬<4528>などの医薬品株も買われた。石油資源<1662>、INPEX<1605>などの鉱業株や、日本製鉄<5401>、神戸鋼<5406>、東製鉄<5423>などの鉄鋼株も堅調。サカタのタネ<1377>、雪国まいたけ<1375>などの水産農林株も引き締まった。
半面、川崎汽<9107>、郵船<9101>、飯野海<9119>などの海運株が軟調。野村<8604>、大和証G<8601>などの証券商品先物株もさえない、リクルートHD<6098>、電通グループ<4324>などのサービス株や、TDK<6762>、ソニーG<6758>、太陽誘電<6976>などの電機株も売られた。
個別では、新日科学<2395>、アイスタイル<3660>、オープンドア<3926>、大阪チタ<5726>、アインHD<9627>などの上げが目立った。半面、IRJHD<6035>がストップ安となり、TBASE<3415>、ファーマF<2929>、フロンティM<7038>、スタティアH<3393>などの下げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、23業種が上昇した。
提供:モーニングスター社




