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日経平均は82円高と続伸、売り一巡後に上げ転換、米株先物高が支え=6日前場
2022-06-06 11:45:00.0
6日前場の日経平均株価は前週末比82円69銭高の2万7844円26銭と続伸。朝方は、売りが先行した。米5月雇用統計で改善が示され、金融引き締めへの警戒感が再浮上し、前週末の米国株式が下落。この流れを受け、寄り付き直後に2万7523円95銭(前週末比237円62銭安)まで下落した。一巡後は先物買いを交えて持ち直し、上げ転換。時間外取引での米株価指数先物高が支えとして意識され、前場終盤には2万7855円96銭(同94円39銭高)まで値を上げた。
東証プライムの出来高は5億237万株、売買代金は1兆1315億円。騰落銘柄数は値上がり901銘柄、値下がり840銘柄、変わらず96銘柄。
市場からは「トレンドフォローのCTA(商品投資顧問業者)がロング(買い)を積み上げ、多分に需給的な要因が大きいとみられる。ここから個人がどれだけ売ってくるかが注目されるが、日経平均が2万8000円を超えてくれば、上げ足に弾みが付く可能性がある」(中堅証券)との声が聞かれた。
業種別では、コスモエネH<5021>、出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株が上昇。JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株や、JR西日本<9021>、JR東日本<9020>、京急<9006>などの陸運株も高い。INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も引き締まった。第一三共<4568>、小野薬<4528>、武田薬<4502>などの医薬品株や、SOMPOH<8630>、東京海上<8766>などの保険株も買われた。帝人<3401>、東レ<3402>、ユニチカ<3103>などの繊維製品株も堅調。
半面、リクルートHD<6098>、電通グループ<4324>などのサービス株が軟調。川崎汽<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株も安い。日本紙<3863>、王子HD<3861>などのパルプ紙株や、ニッパツ<5991>、LIXIL<5938>などの金属製品株も値を下げた。野村<8604>、大和証G<8601>などの証券商品先物株や、りそなHD<8308>、三住トラスト<8309>などの銀行株もさえない。
個別では、アインHD<9627>、新日科学<2395>、日駐<2353>、ギフティ<4449>、アイスタイル<3660>などの上げが目立った。半面、IRJHD<6035>がストップ安となり、TBASE<3415>、フロンティM<7038>、スタティアH<3393>、ファーマF<2929>などの下げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、20業種が上昇した。
提供:モーニングスター社




