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日経平均は178円高と反発、円安支えに高値圏保つ、東証プライム銘柄の8割超が上昇=1日後場
2022-06-01 15:22:00.0
6月1日後場の日経平均株価は前日比178円09銭高の2万7457円89銭と反発。朝方は、広範囲に買いが先行した。前日の米国株式は下落したものの、日本時間1日の時間外取引で米株価指数先物が上昇。円安進行も後押しし、前引け近くには2万7482円31銭(前日比202円51銭高)まで上昇した。後場入り後は、米株先物の伸び悩みで上値が重くなったが、円安基調などを支えに物色意欲は根強く、引けにかけては引き締まり、高値圏を保った。東証プライム銘柄では全体の8割超が上昇した。
東証プライムの出来高は12億2885万株、売買代金は2兆8971億円。騰落銘柄数は値上がり1546銘柄、値下がり258銘柄、変わらず33銘柄。
市場からは「円安で自動車株が高く、米長期金利の上昇で金融株も物色されている。また、外国人観光客の受け入れ再開をにらみインバウンド系も買われ、投資家心理は好転している。日経平均は2万7500円を超えると上に行きやすいとみられ、売り物をこなして、このハードルを越えられるかどうかが注目される」(外資系証券)との声が聞かれた。
業種別では、日産自<7201>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株が上昇。日水<1332>、マルハニチロ<1333>、サカタのタネ<1377>などの水産農林株や、川崎汽<9107>、商船三井<9104>、郵船<9101>などの海運株も高い。帝人<3401>、東レ<3402>、デサント<8114>などの繊維製品株や、三菱重工<7011>、コマツ<6301>、ダイキン<6367>などの機械株も堅調。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>などの銀行株や、T&DHD<8795>、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株も買われた。JR西日本<9021>、西武HD<9024>、NXHD<9147>などの陸運株も値を上げた。
半面、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が軟調。第一三共<4568>、小野薬<4528>などの医薬品株も安い。テルモ<4543>オリンパス<7733>、などの精密株や、リクルートHD<6098>、HIS<9603>などのサービス株も売られた。日本製鉄<5401>、JFE<5411>などの鉄鋼株もさえない。
個別では、日水薬<4550>(監理)がストップ高となり、ACCESS<4813>、ツカダGH<2418>、北の達人<2930>、菱洋エレク<8068>などの上げも目立った。半面、ベイカレント<6532>、イビデン<4062>、マネーフォワード<3994>、TREHD<9247>、エアトリ<6191>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、28業種が上昇した。
提供:モーニングスター社




