youtube fund_beginer fund_search fund_look

国内市況ニュース

日経平均は34円高と小幅に3日続伸、方向感に欠ける展開、石油関連株や保険株など堅調=31日前場

2022-05-31 11:47:00.0

 31日前場の日経平均株価は前日比34円71銭高の2万7404円14銭と小幅ながら3営業日続伸。総じて方向感に欠ける展開となった。朝方は、きのう大幅続伸した反動で売りが先行したが、いったん上げに転じる場面もあった。30日の米国市場はメモリアルデーの祝日で休場ながら、日本時間31日朝の時間外取引での米株価指数先物高が支えとなり、一時2万7463円33銭(前日比93円90銭高)まで値を上げた。ただ、買いは続かず、再度マイナス圏入り。利益確定売りに押され、一時2万7250円70銭(同118円73銭安)まで値を下げた。その後持ち直したが、戻りは限定され、引けにかけて小高い水準で推移した。なかで、石油関連株や保険株などが堅調となった。

 東証プライムの出来高は5億5946万株、売買代金は1兆3815億円。騰落銘柄数は値上がり836銘柄、値下がり919銘柄、変わらず82銘柄。

 市場からは「今晩のNY株動向を見極めたいとの空気から方向感に乏しい。月末・月初にかけて買いが入る可能性はあるが、日経平均の戻りメドは2万7500円で、いっても2万8000円だろう。ここ一両日でリバウンド終了も考えられ、6月14−15日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)に向けては売られるリスクがある」(銀行系証券)との声が聞かれた。

 業種別では、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が上昇。MS&AD<8725>、SOMPOH<8630>、東京海上<8766>などの保険株も買われ、コスモエネH<5021>、出光興産<5019>などの石油石炭製品株も高い。ブリヂス<5108>、住友ゴム<5110>などのゴム製品株も引き締まった。王子HD<3861>、北越コーポ<3865>などのパルプ紙株や、サカタのタネ<1377>などの水産農林株も堅調。

 半面、住友不<8830>、三井不<8801>、東建物<8804>などの不動産株が軟調。川崎汽<9107>、商船三井<9104>、郵船<9101>などの海運株や、ANA<9202>などの空運株も安い。住友電工<5802>、東邦鉛<5707>などの非鉄金属株も売られ、JR東海<9022>、JR西日本<9021>、京成<9009>などの陸運株もさえない。

 個別では、松風<7979>、パイオラクス<5988>、エスクロAJ<6093>、PCDEP<7618>、ips<4390>などの上げが目立った。半面、日医工<4541>、シグマクシス<6088>、早稲アカ<4718>、ワオワールド<2352>、タマホーム<1419>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、18業種が上昇した。

提供:モーニングスター社