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明日の日本株の読み筋=米市場休場も中国経済指標に注視、MSCI銘柄入れ替えに伴う資金流出は重し
2022-05-30 16:37:00.0
あす31日の東京株式市場は、神経質な展開か。30日の米国市場はメモリアルデーで休場となり、米国発の手掛かり材料に乏しい。一方、午前中には中国で5月コンポジットPMI(購買担当者景気指数)、5月製造業PMI、5月非製造業PMIが発表される。結果次第では、中国関連銘柄を中心に影響を与える可能性があり、中国経済指標には注視する必要がある。
一方、グローバル投資家のベンチマークとして知られるMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)指数銘柄の定期見直しに伴い、31日終値をもって入れ替えが行われる。「ジャパンスタンダード」からは日本株が22銘柄除外(新規採用ゼロ)される。その資金流出額は約2600億円と予想され、重しとして意識される。
30日の日経平均株価は大幅続伸し、2万7369円(前週末比587円高)引けとなった。前週末の米国株式市場でインフレ加速への懸念が和らぎ、主要3指数が大幅上昇した流れを受け、買い優勢の展開となった。時間外取引で米株価指数先物が高く、中国・上海総合指数や香港ハンセン指数の上げも支えとなり、上げ幅が一時619円に達した。市場では、「日経平均は明確に2万7000円を突破し、2万6500−2万7000円のレンジから2万7000−2万7500円のレンジに切り上がってきた」(中堅証券)、「目先2万7500円が意識され、基調転換の可能性がくすぶるが、過去200日線でハネ返された経緯があり、このまま戻りを試すとみるのは早計だ」(準大手証券)などの声が聞かれた。
提供:モーニングスター社




