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国内市況ニュース

日経平均は587円高と大幅続伸、約1カ月ぶりの高値水準、東証プライム銘柄の84%が上昇=30日後場

2022-05-30 15:20:00.0

 30日後場の日経平均株価は前週末比587円75銭高の2万7369円43銭と大幅続伸。心理的なフシ目となる2万7000円を回復し、4月21日(終値2万7553円06銭)以来約1カ月ぶりの高値水準となる。朝方は、前週末の米国株式市場でインフレ加速への懸念が和らぎ、主要3指数が大幅上昇した流れを受け、買い優勢で始まった。時間外取引で米株価指数先物が高く、中国・上海総合指数や香港ハンセン指数の上げも支えとなり、上げ幅拡大の流れとなり、後場後半には2万7401円24銭(前週末比619円56銭高)まで上伸した。その後は一服商状ながら、引けにかけて高値圏で推移した。東証プライム銘柄では全体の84%が上昇した。

 東証プライムの出来高は16億8174万株、売買代金は4兆3018億円。騰落銘柄数は値上がり1551銘柄、値下がり253銘柄、変わらず32銘柄。

 市場からは「日経平均は目先2万7500円が意識され、基調転換の可能性がくすぶるが、過去200日線でハネ返された経緯があり、このまま戻りを試すとみるのは早計だ。今週は米経済指標の発表が相次ぎ、その結果次第で指数が揺れるとみられ、来週末の6月メジャーSQ(特別清算指数)算出日に向けて値動きが激しくなる可能性もある」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、リクルートHD<6098>、エムスリー<2413>、サイバー<4751>などのサービス株が上昇。ファナック<6954>、ソニーG<6758>、アドバンテスト<6857>などの電機株や、ダイキン<6367>、クボタ<6326>、荏原<6361>などの機械株も買われた。任天堂<7974>、アシックス<7936>などのその他製品株や、昭電工<4004>、JSR<4185>、日ペイントH<4612>などの化学株も高い。トヨタ<7203>、日産自<7201>、デンソー<6902>などの輸送用機器株や、HOYA<7741>、オリンパス<7733>、テルモ<4543>などの精密株も値を上げた。東海カ<5301>、TOTO<5332>、太平洋セメ<5233>などのガラス土石株も引き締まった。

 半面、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽<9107>などの海運株が軟調。東電力HD<9501>、東北電力<9506>、四国電力<9507>などの電気ガス株も安く、SOMPOH<8630>、かんぽ生命<7181>、T&DHD<8795>などの保険株も売られた。

 個別では、パイオラクス<5988>がストップ高となり、SREHD<2980>、フロンティM<7038>、キャリアL<6070>、ユニデンHD<6815>などの上げが目立った。半面、タツモ<6266>、タマホーム<1419>、東名<4439>、住江織<3501>、日医工<4541>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、30業種が上昇した。

提供:モーニングスター社