国内市況ニュース
日経平均は527円高と大幅続伸、米インフレ加速懸念和らぎ米国株大幅高で買い優勢=30日前場
2022-05-30 11:45:00.0
30日前場の日経平均株価は前週末比527円67銭高の2万7309円35銭と大幅続伸。取引時間中での2万7000円回復は24日以来4営業日ぶり。朝方は、前週末の米国株式市場でインフレ加速への懸念が和らぎ、主要3指数が大幅上昇した流れを受け、買い優勢で始まった。上げ幅を拡大し、前引け近くには2万7324円86銭(前週末比543円18銭高)まで上伸した。時間外取引で米株価指数先物が高く、中国・上海総合指数や香港ハンセン指数の上げも支えとなった。
東証プライムの出来高は6億1148万株、売買代金は1兆6434億円。騰落銘柄数は値上がり1644銘柄、値下がり155銘柄、変わらず37銘柄。
市場からは「日経平均は明確に2万7000円を突破し、2万6500−2万7000円のレンジから2万7000−2万7500円のレンジに切り上がってきた。(米経済指標で)とりあえずインフレ鈍化が示され、中国・上海では経済支援策が打ち出された。国内も政策期待があり、上値余地が出ている」(中堅証券)との声が聞かれた。
業種別では、リクルートHD<6098>、エムスリー<2413>、サイバー<4751>などのサービス株が上昇。ファナック<6954>、ソニーG<6758>、アドバンテスト<6857>などの電機株や、ダイキン<6367>、クボタ<6326>、荏原<6361>などの機械株も買われた。HOYA<7741>、オリンパス<7733>、テルモ<4543>などの精密株や、任天堂<7974>、アシックス<7936>などのその他製品株も高い。昭電工<4004>、JSR<4185>、富士フイルム<4901>などの化学株も値を上げ、ファーストリテ<9983>、7&iHD<3382>、良品計画<7453>などの小売株も堅調。
半面、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽<9107>などの海運株が軟調。東電力HD<9501>、東北電力<9506>、四国電力<9507>などの電気ガス株も安く、東京海上<8766>、かんぽ生命<7181>、T&DHD<8795>などの保険株も売られた。
個別では、SREHD<2980>、アトラエ<6194>、キャリアL<6070>、フロンティM<7038>、SHIFT<3697>などの上げが目立った。半面、タツモ<6266>、タマホーム<1419>、東名<4439>、住江織<3501>、日医工<4541>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、30業種が上昇した。
提供:モーニングスター社




