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来週の東京外国為替市場見通し=米12月雇用統計などに注目
2023-01-06 17:18:00.0
予想レンジ:1ドル=129円50銭−135円00銭
1月3日−5日のドル・円は上昇した。3日は、日銀がさらにイールドカーブコントロールの範囲調整を行うのではないかとの思惑から、ドル・円は129円台半ばまで下落した。一方、ドイツの12月CPI(消費者物価指数)が市場予想を下回ったことを受けてユーロが下落する中、ドル・円は反発。米11月建設支出が予想外にプラスとなったことで米10年債利回りが上昇したことも支援材料となった。
4日は、黒田東彦日銀総裁が金融緩和の継続を強調したのを受けて円高の進行が鈍る中、米11月JOLT求人件数が予想を上回ったことでドル・円は急速に買われ、その後、FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録がタカ派的だったことからドル・円は高値圏を維持した。5日は米12月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計で民間雇用者数が予想を上回り、週間新規失業保険申請件数が予想を下回る中、米10年債利回りの上昇と共にドル・円は一時134円台まで値を上げる場面があった。
6日には米12月雇用統計の発表を控え、5日のマーケットではタカ派の急先鋒とされたセントルイス連銀ブラード総裁のハト派的発言もあってドル・円は利益確定売りに133円台前半で終えたが、12月雇用統計が予想以上に強かった場合、一段高に進む可能性はありそう。ただ、12日には米12月CPI(消費者物価指数)の発表があるため上値は重くなりそう。最近の発表では、物価関連の指標は市場予想より弱く、雇用関連の指標は予想より良化しているケースが多いことに注意したい。
ドル・円は、1月の安値129円台半ばが下値メドとなる。上値メドは12月末に一旦跳ね返された135円ちょうど。
提供:モーニングスター社




