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来週の東京外国為替市場見通し=FOMCでの利上げ幅次第でドル買い継続
2022-09-16 17:00:00.0
予想レンジ:1ドル=142円00銭−147円70銭
12−16日のドル・円は上昇した。週初12日は、13日発表の米8月CPI(消費者物価指数)を前に様子見姿勢が強まった。13日発表の米8月CPIが強い結果となり、FRB(米連邦準備制度理事会)がインフレ抑制のため大幅利上げを継続するとの見方から、ドル買い・円売りが優勢となった。14日は、日本の当局によるドル売り・円買い介入が意識され、ドル・円の上値は抑制された。15日のドル・円はもみ合い。国内事業会社の決済が集中する「5・10日(ごとおび)」に伴う実需のドル買い・円売りが優勢となり、ドル・円は底堅く推移。日本の当局による介入への警戒感も一巡し、米長期金利の上昇を背景にジリ高歩調となった。週末16日は、20−21日にFOMC(米連邦公開市場委員会)が控えているほか、日本の連休を前に値動きは限定的となった。
19日の週の最大注目イベントは、20−21日に開催されるFOMC。米8月CPIが予想外に強い結果となり、米インフレが抑制されていないとの見方から、0.75ポイントの利上げが確実視されている。一部では、1.00ポイントの大幅利上げ観測もあり、想定を超える利上げ幅となった場合は、ドル買いが活発する可能性がある。その他の米経済指標は、8月住宅着工件数、9月総合PMI(購買担当者景気指数)が予定されている。
ドル・円は1ドル=145円が上値のメドとして意識されているが、ここを突破すると1998年9月の高値147円70銭近辺が視野に入る。下値メドは、1ドル=142円ちょうど。
提供:モーニングスター社




