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債券・為替ニュース

来週の東京外国為替市場見通し=日本GW中のFOMC、利上げ幅やペースに注意

2022-04-28 17:22:00.0

予想レンジ:1ドル=125円50銭−135円00銭

 4月25−28日のドル・円は上昇した。週初25日、中国の新型コロナウイルス感染拡大に伴う景気減速懸念が意識され、リスクオフのドル売り・円買いが優勢だった。26日は、米国株が急落し投資家心理が悪化、米金利低下に伴い、ドル売りに傾いた。27日は、日米金利差拡大観測が再び強まり、ドル・円は堅調に推移した。28日は、日本の大型連休を控え、ドル需要が高まったほか、日本株が上昇し、投資家心理が改善、ドル買い・円売り優勢だった。

 来週は日本がゴールデンウイーク(GW)の中、3−4日の予定でFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催される。市場ではすでに0.5ポイントの大幅な利上げとQT(量的金融緩和の段階的縮小)の開始が織り込まれている。焦点は利上げ幅となるが、セントルイス連銀のブラード総裁は0.75ポイントの利上げを主張しており、市場の予想を上回る利上げ幅となった場合は、ドル買いが勢いづく可能性がある。また今後の利上げペースに関するメッセージにも警戒が必要。

 米経済指標では、4月ISM(サプライマネジメント協会)製造業景況指数、3月耐久財受注、4月雇用統計などが予定されている。

 ウクライナ情勢を巡っては、5月9日にロシアの「戦勝記念日」を迎えることから、例えば、ロシアが一定の戦果を主張し戦線を縮小するなど、何らかの動きがあるかもしれない。

 ドル・円は4月28日に大台の1ドル=130円に乗せており、次のメドは2002年1月の高値1ドル=135円近辺となる。下値メドは25日移動平均線の125円50銭近辺。イベントも多く、ボラティリティ(変動率)が高くなる可能性がある点には注意したい。

提供:モーニングスター社