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債券・為替ニュース

来週の東京外国為替市場見通し=新型コロナウイルスの感染状況や米金利動向にらみ

2021-03-26 17:19:00.0

予想レンジ:1ドル=108円00銭−112円20銭

 22−26日のドル・円は上昇した。週初22日は、トルコリラの急落を背景にリスクオフの動きとなり、ドル・円の上値を抑制した。23日は欧州での新型コロナ変異ウイルス感染拡大への懸念からリスクオフとなり、ドル・円は下押し。24日は米金利の上昇を背景にドルが上昇した。25日は、米国での新型コロナワクチン接種が進み、経済活動正常化が意識された。週末26日は、日本を含むアジア株式が堅調に推移する中、リスクオンの動きからドル・円は一段高となった。

 週明けのドル・円は、新型コロナウイルスの感染状況や米金利動向にらみの展開が続きそうだ。世界的に新型コロナ変異ウイルスによる感染の拡大懸念が強まっている。特に欧州では、経済正常化が遠のいており、投資家心理を悪化させる可能性がある。米国のほか、変異ウイルスの感染拡大が警戒される日本の状況を注視したい。

 米金利上昇については、足元で一服感が出ているものの、経済指標の結果次第では大きな変動がありうる。こうした観点から、米3月ADP(オートマティック・データ・プロセッシング)雇用統計、米3月ISM(サプライマネジメント協会)製造業景況指数、米3月雇用統計など主要経済指標の結果は注意したい。また、週半ばには中国の3月重要経済指標が発表される。コロナからの回復が意識され、経済正常化が意識されれば投資家心理の改善につながる可能性がある。

 ドル・円の上値めどは20年2月に付けた高値1ドル=112円20銭近辺。下値めどは25日移動平均線がある108円近辺。

提供:モーニングスター社