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12日の債券市場見通し=10年国債入札こなし下げ渋る展開か
2020-05-12 08:25:00.0
予想レンジ:債券先物中心限月(20年6月限)152.10円−152.40円、長期国債利回りマイナス0.005%−プラス0.010%
12日の債券市場は下げ渋る展開か。前日の米債券市場は続落。欧米各地で広がる経済活動再開への期待が、債券売りにつながった。
国内市場では下げ余地が少ない。先物・夜間取引が米国債に連れ安することなく、底堅さを保って取引終了しているためだ。財務省がきょう実施する10年国債入札に対する強気の見方が支えとなっている。入札は波乱なく通過し、円債をサポートしそうだ。
こうしたなか、緊急経済対策による国債増発について市場では、「日銀の長期国債の買い入れオペなどで需給が緩む可能性は低い」(国内証券)という。一方、「米国市場でのマイナス金利導入観測の後退が、日銀による追随的なマイナス金利深掘り観測を弱めるため、中期債の一定の重しになる可能性はある」(銀行系証券)との指摘もある。14日に30年国債入札を控えていることも重石となりそうだ。
提供:モーニングスター社




