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債券・為替ニュース

来週の東京外国為替市場見通し=連休明けの中国株式市場の動向を注視

2020-01-31 17:44:00.0

予想レンジ:1ドル=108円15銭−110円00銭

 1月27−31日のドル・円はもみ合い。週初27日は、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念が強まり、ドル・円は上値の重い展開となった。28日は、過度な警戒が後退しドル買い・円売りが優勢。29日発表の米12月中古住宅販売仮契約が弱い数値になるとドル売りが強まった。FOMC(米連邦公開市場委員会)では政策金利は据え置かれたものの、FRB(米連邦準備制度理事会)は資産購入を継続するとの見方に傾き、ドル売り・円買いで反応した。30日は再び新型コロナウイルス感染拡大への懸念が強まると、ドル・円は下押しした。

 注目は中国本土株式市場の動向。旧正月休み明けとなる中国株は、新型コロナウイルス感染拡大への懸念をまだ十分に織り込んでいないとみられ、まずは株式市場の反応に注目したい。株価が急落するようだと、投資家のリスク回避志向が高まり、ドル・円は下落しやすくなる。もっとも、ドルも円もリスクからの避難通貨的な側面があることから、ドル・円自体の下落は限定的だろう。

 米国では重要イベントや経済指標の発表が相次ぐ。3日から米大統領選挙の予備選がスタート。トランプ米大統領に挑む野党・民主党の候補指名に注目が集まる。経済指標では、米1月ISM製造業景況指数、米1月ADP雇用統計、米12月貿易収支、米1月ISM非製造業景況指数、米1月雇用統計などが発表される。米12月製造業景気指数は、景況感の境目となる50を5カ月連続で下回ったほか、11月からも悪化した。市場では、米中貿易摩擦問題への懸念後退などから、1月は改善するとの見方が優勢となっている。

 ドル・円は、100日移動平均線がある108円73銭程度がサポートとなるが、ここを下抜けた場合は週足26週移動平均線の108円15銭近辺が下値めどとなる。上値めどは25日線の109円25銭を抜けた場合は、1ドル=110円ちょうど。

提供:モーニングスター社