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金融・経済ニュース

米11月S&PコアロジックCS住宅価格指数、前年比7.7%上昇―8カ月連続で減速

2023-02-01 09:38:00.0

<チェックポイント>
●主要20都市圏は7カ月連続の減速も、市場予想やや上回る

●マイアミ、タンパの上昇率が20%割れ―サンフランシスコは低下に転じる

●S&P、今後も住宅価格は減速と予想

 スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が1月31日に発表した11月の米S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(季節調整前)は、一戸建て中古住宅の価格動向を示す総合指数である全米住宅価格指数が前月比0.6%低下の297.29と5カ月連続の低下となり、季節要因を無視できる前年比は7.7%上昇と、8カ月連続で減速した。

 市場が最も重視している主要20都市圏の価格指数(季節調整前)は、前月比0.8%低下の301.51と5カ月連続で低下し、前年比は6.8%上昇と7カ月連続の減速となったが、市場予想の平均値である6.77%上昇をやや上回った。

 主要10都市圏の価格指数(季節調整前)は、前月比0.7%低下の313.51と5カ月連続の低下となった。前年比は6.3%上昇と7カ月連続の減速となった。

 都市別の前年比では、マイアミが18.4%上昇と最も高い伸びとなり、次いで、タンパが16.9%上昇となった。どちらも10月は20%台の伸びだったが、11月は20%割れとなった。

 このほか、アトランタは12.7%上昇、シャーロットは12.6%上昇、ダラスは10.9%上昇、大都市ニューヨークは8.1%上昇、ラスベガスは6.6%上昇、フェニックスは6.3%上昇、デンバーは6.1%上昇、サンディエゴは4.8%上昇、ロサンゼルスは4.4%上昇となった。いずれも伸び率は前月を下回る。また、サンフランシスコは1.6%の低下に転じた。

 S&P500指数を運営しているS&Pダウジョーンズ・インデックスのマネージング・ディレクター兼指数管理担当責任者であるクレイグ・ラザラ氏は、今後の見通しについて、住宅価格に逆風が吹いているとして、今後も住宅価格は減速する可能性があるとみている。また、「20都市のすべてが前月の伸びから減速したが、サンフランシスコが1.6%低下と、3年1カ月ぶりの低下となっており、今後も注視したい」としている。

提供:モーニングスター社