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英中銀、保有国債の売却開始を11月1日に開始へ
2022-10-19 09:12:00.0
BOE(イングランド銀行、英中銀)は18日、保有国債(現在8380億ポンド)の直接売却の開始時期を10月31日から11月1日に延期すると発表した。
BOEは延期理由について、10月31日に政府の中期財政計画が発表されるため、同日の債券市場の状況を踏まえたとしている。また、大規模減税案などを受けて英長期金利が急上昇したことを考慮し、第4四半期(10−12月)における売却に長期債は含まれず、短期債と中期債を均等に実施する予定。
BOEは9月22日のMPC(金融政策委員会)で、金融緩和策として買い入れてきた国債の売却を始めると発表。最初の1年で国債の保有残高を800億ポンド減少させ、7580億ポンドまで削減することを決めた。当初は10月3日から売却を開始する予定だったが、9月23日にトラス英政権が大規模減税案を発表すると、財政不安を招くとして英長期金利が急上昇するなど英債券市場が混乱。これを受けてBOEは同28日に長期国債を一時的に購入すると発表し、売却についても開始を10月31日に延期していた。
なお、英紙フィナンシャル・タイムズは18日朝、BOEによる国債売却の開始時期について、「債券市場が落ち着くまで(当面)延期する」と報じたが、BOEの広報担当者は「報道は不正確」として否定した。
提供:モーニングスター社




