youtube fund_beginer fund_search fund_look

金融・経済ニュース

米3月住宅着工件数、前月比0.3%増の179.3万戸―市場予想上回る

2022-04-20 11:12:00.0

<チェックポイント>

●着工件数、アパートが前月比7.5%増とけん引

●住宅ローン金利上昇が影響し、一戸建て着工件数は前月比1.7%減

●建築許可件数、一戸建ては前月比4.8%減とさえず、アパートに建築シフト

 米商務省が19日発表した3月住宅着工件数(季節調整値)は年率換算で前月比0.3%増の179万3000戸と、2月の同6.5%増(改定前は6.8%増)からさらに増加し、市場予想(173万−175万戸)を上回った。2カ月連続の増加で、引き続き06年6月の180万2000戸以来、15年9カ月ぶりの高水準となった。前年比は3.9%増だった。

 着工件数の内訳は、主力の一戸建てが前月比1.7%減の120万戸と減少に転じ、1月の116万7000戸以来2カ月ぶりの低水準に戻った。一方、月ごとに変動が激しいアパート(5世帯以上)は同7.5%増の57万4000戸と、20年1月以来2年2カ月ぶりの高水準となり、全体を押し上げた。市場では住宅ローン金利上昇(14日時点で18年以来4年ぶり年率5%)による住宅購入者の取得能力が低下し、一戸建てからアパートに関心が移り始めた可能性があると見ている。

 一戸建てのバックログ(建築許可が下りたあと、未着工となっている件数)は、前月比0.7%減の14万9000戸と、3カ月ぶりに減少した。前年比は22.3%増だった。

 地域別の全体の着工件数は、北東部が前月比110.8%増(うち、一戸建ては同12.3%減)、中西部は同2.9%減(同7.0%増)、全体の約6割を占める主力の南部は同17.2%減(同2.6%減)と急減した。対照的に、南部に次いで大きい西部は同7.7%増(同1.7%減)と急増した。

 一方、先行指標である住宅建築許可件数は前月比0.4%増の187万3000戸と増加に転じ、市場予想(182万−184万戸)を上回った。一戸建ては同4.8%減の114万7000戸と、2カ月連続の減少となった。アパート(5世帯以上)は同10.9%増の67万2000戸と、3カ月ぶりに増加し、アパートに建築の重点がシフトした格好だ。全体の前年比は6.7%増だった。

 一戸建ての完成住宅件数は、前月比6.4%減の100万戸と、減少に転じ、1月の92万1000戸以来2カ月ぶりの低水準となった。アパート(5世帯以上)は同1%増の29万2000戸となり、全体では同4.5%減の130万3000戸と、減少に転じた。

<関連銘柄>
 NASD投信<1545>、NYダウ投信<1546>、上場米国<1547>、
 SPD500<1557>、NYダウ<1679>、NYダウブル<2040>、
 NYダウベア<2041>

提供:モーニングスター社