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金融・経済ニュース

米1月S&PコアロジックCS住宅価格指数、前年比19.2%上昇―2カ月連続で加速

2022-03-30 10:38:00.0

<チェックポイント>
●20都市圏は前年比19.1%上昇

●フェニックスが前年比32.6%上昇―32カ月連続上昇率トップ

●住宅ローン金利上昇で住宅価格の伸びは減速―S&P専門家




 スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が29日発表した米1月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(季節調整前)は、一戸建て中古住宅の価格動向を示す総合指数である全米住宅価格指数が前月比1.1%上昇の281.85と、21年12月の0.9%上昇を上回った。季節要因を無視できる前年比も19.2%上昇と、12月(18.9%上昇)から伸びが加速し、87年の統計開始以来4番目に高い水準となった。

 S&P500指数を運営しているS&Pダウジョーンズ・インデックスのマネージング・ディレクター兼指数管理担当責任者であるクレイグ・ラザラ氏は、「1月は、20都市のすべてが(前年比で)価格が上昇し、そのうち、16都市は12月から伸びが加速した」とした。ただ、「新型コロナ感染の沈静化による経済活動の再開でインフレが加速し、FRB(米連邦準備制度理事会)が利上げサイクルを開始したため、今後、住宅ローン金利の上昇が住宅価格に与える影響がすぐに現れる」と、金利上昇により住宅価格の伸びが減速基調になる可能性があると見ている。

 市場の注目度が高い主要20都市圏の価格指数(季節調整前)は前月比1.4%上昇の289.73と、12月(1.1%上昇)を下回ったが、前年比では19.1%上昇と、12月の18.6%上昇と市場予想の18.7%上昇を上回り、2カ月連続で加速した。

 都市別の前年比では、フェニックスが32.6%上昇と最も高い伸びを示し、32カ月連続でトップ。次いで、タンパの30.8%上昇、マイアミの28.1%上昇、ダラスの27.3%上昇、サンディエゴの27.1%上昇、ラスベガスの26.2%上昇となった。

 このほか、シアトルの24.7%上昇、シャーロットの24.4%上昇、アトランタの22.5%上昇、デンバーの20.8%上昇、サンフランシスコは19.9%上昇、大都市のロサンゼルスの19.3%上昇と、いずれも全国平均(19.2%上昇)を上回った。一方、ニューヨークは13.5%上昇だった。

 主要10都市圏の価格指数(季節調整前)は前月比1.4%上昇の301.92となり、12月(1%上昇)を上回った。前年比も17.5%上昇と、12月(17.1%上昇)を上回り、2カ月連続で加速した。

<関連銘柄>
 NASD投信<1545>、NYダウ投信<1546>、上場米国<1547>、
 SPD500<1557>、NYダウ<1679>、NYダウブル<2040>、
 NYダウベア<2041>

提供:モーニングスター社