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米12月S&PコアロジックCS住宅価格指数、単月・通年とも前年比18.8%上昇―過去最高の伸び
2022-02-24 09:59:00.0
<チェックポイント>
●20都市圏は前年比18.6%上昇―5カ月ぶり伸び加速
●フェニックス、前年比32.5%上昇―31カ月連続上昇率トップ
●住宅ローン金利上昇で価格上昇ペース鈍化続く―S&P専門家
スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が22日発表した米21年12月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(季節調整前)は、一戸建て中古住宅の価格動向を示す総合指数である全米住宅価格指数が前月比0.9%上昇の278.63と、11月の伸び率から横ばい。季節要因を無視できる前年比も18.8%上昇と、11月の伸び率から横ばいとなり、住宅価格の伸び減速は3カ月連続で止まった。また、12月データの結果を受けた21年全体の全米住宅価格の伸びも前年比18.8%上昇となり、34年間の統計史上で最も高い伸び(過去最高)となった。
S&P500指数を運営しているS&Pダウジョーンズ・インデックスのマネージング・ディレクター兼指数管理担当責任者であるクレイグ・ラザラ氏は、「ここ数カ月、住宅価格は非常に高い水準だが、価格上昇ペースは鈍化している。12月は一時的にペースが減速した」とした上で、「短期的には、住宅ローン金利の上昇が住宅価格に与える影響がすぐに見られるようになる」とし、金利上昇の影響により、住宅価格の上昇ペースの鈍化は続くと見ている。
市場が最も重視している主要20都市圏の価格指数(季節調整前)は前月比1.1%上昇の285.63と、11月(1.0%上昇)を上回った。前年比でも18.6%上昇と、11月と市場予想の18.3%上昇を上回り、5カ月ぶりに加速した。
都市別の前年比では、フェニックスが32.5%上昇と、最も高い伸びを示し、31カ月連続でトップ。次いで、タンパの29.4%上昇、マイアミの27.3%上昇、ダラスの26.0%上昇、サンディエゴの25.9%上昇、ラスベガスの25.5%上昇。
このほか、シアトルの23.9%上昇、シャーロットの23.8%上昇、アトランタの21.9%上昇、デンバーの20.3%上昇、大都市のロサンゼルスの19.3%上昇と、いずれも全国平均(18.8%上昇)を上回った。一方、サンフランシスコは18.8%上昇、ニューヨークは13.6%上昇だった。地域別では南部(25.7%上昇)と南東部(25.6%上昇)で高い伸びとなっている。
主要10都市圏の価格指数(季節調整前)は前月比1%上昇の297.67となり、11月(0.9%上昇)を上回った。前年比も17%上昇と、11月(16.9%上昇)を上回り、5カ月ぶりに加速した。
なお、21年の10都市圏と20都市圏の指数の伸びは、それぞれ前年比17.0%上昇と同18.6%上昇となり、20都市圏は過去最高、10都市圏も過去2番目の高い伸びとなった。
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