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米1月小売売上高、前月比3.8%増―市場予想大幅に上回る
2022-02-17 10:40:00.0
<チェックポイント>
●オンライン販売や家具、ホームセンターが急増―13業種中8業種で増加
●自動車・同部品が増加に転じ、全体を押し上げ
●コア小売売上高は前月比4.8%増
商務省が16日発表した1月小売売上高(季節・営業日調整後)は前月比3.8%増の6498億ドルと、21年12月の同2.5%減(改定前1.9%減)から増加に転じ、21年3月(11.3%増)以来10カ月ぶりの高い伸びとなった。市場予想の2.0%増も大きく上回った。一方、前年比は13.0%増と、12月の同16.7%増を下回ったが、賃金上昇や高水準の貯蓄に支えられ、依然、堅調を維持した。
21年12月はオミクロン株の感染急拡大による規制強化で消費が落ち込んだが、1月は反動増となった格好。インフレの急加速で名目の売上金額が膨らんだこともあるが、高インフレやオミクロン株感染拡大にもかかわらず、消費者の購買需要の強じん性が示された。
全13業種のうち、前月比で増加した業種数は12月の3から8に増えた一方で、減少した業種は12月の10から5に減った。業種別では月ごとに変動が大きい自動車・同部品とガソリン販売を除くと、オンライン小売が14.5%増(12月は11.4%減)と、最も高い伸びとなり、次いで、家具・生活用具が7.2%増(同7.4%減)、ホームセンターなど建築資材・園芸が4.1%増(同1.2%増)、百貨店やスーパーなどの量販店を含む一般小売販売が3.6%増(同1.7%減)となった。特に百貨店は9.2%増と、12月の7.0%減から増加に転じた。このほか、電子機器・家電は1.9%増(同4.1%減)、グローサリーストア(食品雑貨店)を含む食品・飲料水販売は1.1%増(同0.2%減)、アパレルは0.7%増(同3.4%減)となった。
これとは対照的に、スポーツ用品・趣味・楽曲・書籍は3.0%減(同6.0%減)と、最も大きく落ち込んだ。次いで、外食(レストラン・バー)は0.9%減(同0.6%減)、ヘルス(薬局・美容)も0.7%減(同0.3%増)、どのカテゴリーにも入らない「その他小売」も0.1%減(同0.7%減)となった。感染拡大を背景に外出を伴う支出が落ち込んだもよう。
月ごとに変動が大きい自動車・同部品を見ると、季節調整後で前月比5.7%増(12月は1.6%減)と、増加に転じた。自動車・同部品だけを除いた小売売上高は同3.3%増(同2.8%減)となり、市場予想の同1.0%増を大幅に上回った。
ガソリンスタンドは同1.3%減と、12月の同0.4%増から減少に転じた。ガソリンスタンドを除いた小売売上高は同4.2%増(12月は2.8%減)。自動車・同部品とガソリンを除いた小売売上高は同3.8%増(同3.2%減)だった。
ガソリンスタンドと自動車・同部品に加え、建築資材や飲食レストランを除いた、いわゆる“コア小売売上高”(コントロール・グループ)は前月比4.8%増と、21年3月以来10カ月ぶりの大幅な増加となった。
<関連銘柄>
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提供:モーニングスター社




