金融・経済ニュース
米10月小売売上高、前月比1.7%増―3カ月連続増加、市場予想大きく上回る
2021-11-17 10:49:00.0
<チェックポイント>
●原油高など物価上昇でガソリン販売急増
●自動車・同部品が急回復―2カ月連続で増加
●コア小売売上高は前月比1.6%増
米商務省が16日発表した10月小売売上高(季節・営業日調整後)は前月比1.7%増の6382億ドルと、3カ月連続の増加となり、市場予想の1.2%増を上回った。
市場では10月も9月と同様、サプライチェーンのボトルネック(制約による品不足)による在庫不足による急速な物価上昇で消費支出額がカサ上げされたとみている。
全13業種のうち、前月比では11業種が増加し、2業種で減少した。月ごとに変動が大きい自動車・同部品とガソリン販売を除くと、オンライン小売が4%増と、9月の0.8%減から増加に転じ、最も高い伸びとなった。次いで、電子機器・家電の3.8%増(9月は0.2%減)、ホームセンターなど建築資材・園芸の2.8%増(同0.2%増)、どのカテゴリーにも入らない「その他小売」の2.8%増(同2.8%増)、スポーツ用品・趣味・楽曲・書籍の1.5%増(同4.5%増)となった。
このほか、グローサリーストア(食品雑貨店)を含む食品・飲料水販売は0.9%増(同0.2%増)となった。このうち、グローサリーストアは1.1%増(同0.3%増)。百貨店やスーパーなどの量販店を含む一般小売販売は0.8%増(同2%増)、このうち、百貨店は2.2%増(同1%増)だった。
対照的に、アパレルは0.7%減(同2.1%増)、ヘルス(薬局・美容)は0.6%減(同1.0%減)となった。
月ごとに変動が大きい自動車・同部品は季節調整後で、前月比1.8%増(9月は1.2%増)と、2カ月連続で増加した。ガソリンスタンドはドライブ需要に加え、原油高や最近の急速なインフレ加速によるガソリン価格の急上昇で、同3.9%増と、9月の同3.2%増からさらに伸びた。
自動車・同部品だけを除いた小売売上高は同1.7%増(同0.7%増)となり、市場予想の同0.9%増を大幅に上回った。ガソリンスタンドを除いた小売売上高は同1.5%増、自動車・同部品とガソリンを除いた小売売上高は同1.4%増だった。
ガソリンスタンドと自動車・同部品に加え、建築資材や飲食レストランを除いた、いわゆる“コア小売売上高”(コントロール・グループ)は前月比1.6%増と、3カ月連続で増加した。
<関連銘柄>
NASD投信<1545>、NYダウ投信<1546>、上場米国<1547>、
SPD500<1557>、NYダウ<1679>、NYダウブル<2040>、
NYダウベア<2041>
提供:モーニングスター社




