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米9月住宅着工件数、で前月比1.6%減の155.5万戸―市場予想下回る
2021-10-20 10:43:00.0
<チェックポイント>
●アパート急減が全体を下押し―資材不足や物価・賃金上昇が影響
●着工許可件数、アパート急減で3カ月ぶり減少―市場予想下回る
●一戸建ての建築中件数は16カ月連続増加
米商務省が19日発表した9月の住宅着工件数(季節調整値)は年率換算で前月比1.6%減の155万5000戸と、8月の同1.2%増(改定前は3.9%増)から減少に転じた。20年8月(152万2000戸)以来、1年1カ月ぶりの低水準となり、市場予想の161万5000戸も下回った。
着工件数が減少したのは、月ごとに変動が激しいアパート(5世帯以上)が前月比5.1%減の46万7000戸と、7月(43万9000戸)以来2カ月ぶりの低水準に戻ったためだ。
市場では、住宅価格上昇による住宅販売減少に加え、サプライチェーンのボトルネック(制約による品不足)や資材・土地価格上昇、労働者不足と賃金の上昇、用地取得難が続いているため、着工が抑制されているとみている。
一戸建てのバックログ(建築許可が下りたあと、未着工となっている件数)は前月比0.7%減の14万4000戸と、やや改善した。
地域別着工件数は、北東部が前月比27.3%減(うち、一戸建ては同1.5%減)と急減し、全体の約6割を占める主力の南部も同6.3%減(同6.6%減)となった。対照的に、南部に次ぐ西部は同19.3%増(同17.8%増)とさらに伸び、中西部も同6.9%増(同7.0%増)と堅調となった。
一方、先行指標である住宅建築許可件数は前月比7.7%減の158万9000戸と、3カ月ぶりに減少に転じ、陰りが見え始めた。20年9月(158万9000戸)以来1年ぶりの低水準で、市場予想の167万戸も下回った。
一戸建ての完成住宅件数は前月比横ばいの95万3000戸となり、伸びは8月までの2カ月連続で止まった。アパート(5世帯以上)が同18.1%減の28万戸と、2カ月連続で急減したため、全体でも同4.6%減の124万戸と、2カ月連続で減少した。
他方、一戸建ての建築中件数は前月比1.1%増の71万2000戸と、20年6月から16カ月連続の増加となった。アパート(5世帯以上)は同1.4%増の70万1000戸となり、全体では同1.3%増の142万6000戸となった。
<関連銘柄>
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提供:モーニングスター社




