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金融・経済ニュース

米7月S&PコアロジックCS住宅価格指数、前年比19.7%上昇―19都市で過去最高値を記録

2021-09-29 09:52:00.0

<チェックポイント>

●全米住宅価格は4カ月連続で過去最大の伸び

●20都市圏、前年比19.9%上昇―市場予想と一致

●フェニックスは前年比32.4%上昇で上昇率トップ―他9都市も20%超上昇

 米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が28日発表した米7月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(季節調整前)は、一戸建て中古住宅の価格動向を示す総合指数である全米住宅価格指数が前月比1.6%上昇の265.35と、6月の同2.2%上昇から伸びが鈍化したが、季節要因を無視できる前年比は19.7%上昇と、6月の同18.7%上昇を上回り、1988年以来33年ぶりの高い伸びとなった。

 S&P500指数を運営している米S&Pダウジョーンズ・インデックスのマネージング・ディレクター兼指数管理担当責任者であるクレイグ・ラザラ氏は、「7月の加速も6月と同様、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)を受け、住宅取得者が都心のアパートから郊外の一戸建てに住宅購入をシフトさせているという見方と一致する。住宅購入需要は数年先取りする形で、急ピッチで加速している」と指摘している。

 市場が最も重視している主要20都市圏の価格指数(季節調整前)は前月比1.5%上昇の272.34と、6月の同2%上昇を下回ったが、全20都市で上昇した。前年比は19.9%上昇となり、13カ月連続で伸びが加速。市場予想とも一致した。

 都市別の前年比は、20都市中、19都市で過去最高値を記録。また、17都市で前年比の伸びが6月に比べ加速した。フェニックスが32.4%上昇と最も高い伸びを示し、26カ月連続でトップとなった。次いで、サンディエゴの27.8%上昇、シアトルの25.5%上昇、タンパの24.4%上昇、ダラスの23.7%上昇、マイアミの22.2%上昇、サンフランシスコの22.0%上昇、デンバーの21.3%上昇、シャーロットの20.9%上昇と、いずれも全国平均(19.7%上昇)を上回った。

 このほか、ポートランドは19.5%上昇、ロサンゼルスは19.1%上昇、ボストンは18.7%上昇、アトランタは18.5%上昇、クリーブランドは16.2%上昇などとなっている。一方、ラスベガスは22.4%上昇と急伸。ニューヨークは17.8%上昇、デトロイトは16.1%上昇となった。

 主要10都市圏の価格指数(季節調整前)は前月比1.3%上昇の284.74と、6月の同1.8%上昇を下回ったが、前年比は19.1%上昇となり、6月の同18.5%上昇を上回った。

<関連銘柄>
 NASD投信<1545>、NYダウ投信<1546>、上場米国<1547>、
 SPD500<1557>、NYダウ<1679>、NYダウブル<2040>、
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提供:モーニングスター社