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金融・経済ニュース

米3月住宅着工件数、前月比19.4%増の173.9万戸―市場予想大幅に上回る

2021-04-19 09:44:00.0

<チェックポイント>

●大寒波の影響で落ち込んだ2月から急回復―主力の南部と北東部、中西部が急増

●3月許可件数、前月比2.7%増

●3月一戸建て完成件数、5カ月連続で増加

 米商務省が16日発表した3月住宅着工件数(季節調整値)は、年率換算で前月比19.4%増の173万9000戸と3カ月ぶりに増加に転じ、市場予想の162万1000戸を大幅に上回った。2月が主に南部・中西部を襲った30年超ぶりの大寒波の悪影響で同11.3%減(改定前は10.3%減)と大幅減少となった反動で大幅回復し、06年6月(180万2000戸)以来、14年9カ月ぶりの高水準となった。

 市場では、住宅ローン金利が依然低水準にあることや、新型コロナワクチンの接種が急速に進んでいること、パンデミック中に積み上がった家計の超過貯蓄が1.8兆ドルに達していること、リモートワーク志向でより広い居住空間、特に一戸建てを求める住宅購入者の増加傾向が続いていることから、今後、住宅着工の急回復が続くと見ている。

 着工件数の内訳は、月ごとに変動が激しいアパート(5世帯以上)が前月比30%増の47万7000戸と、2月の同23.1%減(改定前は14.5%減)から大幅増加となった。また、主力の一戸建ても同15.3%増の123万8000戸と、2月の同6.8%減(同8.5%減)から3カ月ぶりの大幅増加となった。

 先行指標である住宅建築許可件数は、一戸建てが前月比4.6%増となったが、アパート(5世帯以上)は同3.6%減となり、全体では前月比2.7%増の176万6000戸と、1月(188万6000戸)以来、2カ月ぶりの高水準に戻った。また、市場予想の175万戸を上回った。

 一戸建ての完成住宅件数は前月比5.3%増の109万9000戸と、2月の同2.8%増に続いて5カ月連続の増加となった。全体ではアパート(5世帯以上)が同58.1%増の47万6000戸と、急増したため、同16.6%増の158万戸と、07年3月(162万3000戸)以来、14年ぶりの高水準となった。

 また、バックログ(建築許可が下りたあと、未着工となっている件数)は一戸建てが同1.6%増の12万4000戸と3カ月連続で増加し、07年5月(12万6000戸)以来13年10カ月ぶりの高水準となっている。

 他方、一戸建ての建築中件数は前月比1.6%増の63万6000戸と、10カ月連続の増加となった。アパート(5世帯以上)は同0.2%減の65万8000戸となったことから、全体では同0.8%増(前年比は7.3%増)の130万6000戸となった。

<関連銘柄>
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提供:モーニングスター社