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米2月小売売上高、前月比3.0%減―1月の反動減や南部・中西部の寒波が影響
2021-03-17 11:45:00.0
<チェックポイント>
●百貨店やスポーツ用品、オンライン小売、家具などが急減
●コア小売売上高、前月比3.5%減―1月は8.7%増
●1月小売売上高、前月比7.6%増に上方改定―改定前は同5.3%増
米商務省が16日発表した2月小売売上高(季節・営業日調整後)は、速報値ベースで前月比3.0%(174億ドル)減の5617億ドルと、20年4月(14.7%減)以来10カ月ぶりの大幅減となり、市場予想の0.1−0.6%減を大きく下回った。季節要因を無視できる前年比も6.3%増と、1月の同9.5%増(改定前は7.4%増)を下回った。新型コロナの新規感染者数の減少傾向を反映し、多くの州政府が外出禁止など経済・社会活動への規制を緩和し、雇用回復の勢いが強まったものの、1月が強い伸びとなった反動減や南部・中西部を襲った寒波が弱い結果につながった。
1月は、20年12月に政府の景気刺激策の一環として、数百万人に対し、生活者一人当たり600ドルの現金給付が行われたことを受け、同7.6%増(改定前は5.3%増)と、20年6月(8.6%増)以来7カ月ぶりの高い伸びとなり、2月はその反動減が出ると予想されていた。
小売売上高は全13業種のうち、ガソリンスタンドの増加とグローサリーストア(食品雑貨店)などの食品・生鮮飲料水の横ばいを除き、大半の11業種で減少した。減少幅が最も大きかったのは、月ごとに変動が激しい自動車・同部品とガソリンスタンドを除くと、スポーツ用品・趣味・楽曲・書籍の前月比7.5%減(1月は10.3%増)で、次いで、百貨店やスーパーなどの量販店を含む一般小売販売が同5.4%減(同10.4%増)、特に、百貨店は同8.4%減(同20.6%増)と急減した。
このほか、オンライン小売も同5.4%減(同16.8%増)と大幅減少に転じ、家具も同3.8%減(同12.9%増)となった。どのカテゴリーにも入らない「その他小売」も同3.4%減(同0.5%増)、ホームセンターなどの建築資材・園芸も同3%減(同4.9%増)、アパレルも同2.8%減(同6%増)、レストラン・バーも同2.5%減(同9.1%増)、電子機器・家電も同1.9%減(同16.7%増)、ヘルス(薬局・美容)も同1.3%減(同2.3%増)と軒並み減少に転じた。
一方、月ごとに変動が大きい自動車・同部品は寒波で客足が遠のき、前月比4.2%減(1月は5%増)となったが、ガソリンスタンドはガソリン価格の上昇を反映し、同3.6%増(同5.9%増)と大幅増となった。この結果、全体の小売売上高から月ごとに変動が激しいガソリンスタンドと自動車・同部品を除いた実質の小売売上高は同3.3%減(同8.5%増)となった。ガソリンスタンドだけを除いた小売売上高は同3.5%減(同7.7%増)。また、自動車・同部品だけを除いた小売売上高は同2.7%減(同8.3%増)となり、市場予想の同0.2%増を下回った。
一方、ガソリンスタンドと自動車・同部品に加え、建築資材や飲食レストランを除いた、いわゆる“コア小売売上高”(コントロール・グループ)は前月比3.5%減と、7カ月ぶりの大幅増となった1月の8.7%増(改定前は6.0%増)から減少に転じ、市場予想の0.6%減よりも大幅減となった。
<関連銘柄>
NASD投信<1545>、NYダウ投信<1546>、上場米国<1547>、
SPD500<1557>、NYダウ<1679>、NYダウブル<2040>、
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提供:モーニングスター社




