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金融・経済ニュース

米20年12月新築住宅販売件数、前月比1.6%増の84.2万戸―市場予想下回る

2021-01-29 11:40:00.0

<チェックポイント>

●通年では06年以来14年ぶり高水準

●西部と中西部が大幅増―主力の南部と北東部は減少

●住宅価格(中央値)は前月比3.5%上昇

 米商務省が28日発表した20年12月新築住宅販売件数(季節調整済み)は前月比1.6%増の年率換算84万2000戸と、11月の同12.6%減(改定前は11.0%減)の82万9000戸から5カ月ぶりに増加したものの、市場予想の86万−87万5000戸を下回った。季節要因を無視できる前年比は15.2%増と、前月の19.1%増(改定前は20.8%増)に続いて8カ月連続で前年水準を上回った。

 また、12月統計の結果を受け、20年全体の販売件数(推定値)は前年比18.8%増の81万1000戸となり、06年以来14年ぶりの高水準となった。

 12月販売件数の内訳を見ると、着工前時点での販売件数(バックログ)は前月比8.2%増の27万7000戸と、11月の同17.2%減(改定前は3.4%減)から大幅に改善した。これは3カ月ぶりの増加で、今後数カ月、住宅建築が増加することを意味する。一方、建築中の新築住宅の販売件数は同7.0%減の31万6000戸と、11月の同5.6%減(同9.2%減)に続いて2カ月連続で減少した。

 住宅価格は中央値(季節調整前)が前月比3.5%上昇の33万5300ドルと、11月の同0.5%低下から伸びが大幅に加速した。

 販売価格帯をみると、40万ドル以上の高額物件の販売比率が35%と、11月の32%を上回った一方で、40万ドル未満の手ごろ物件の比率は11月の67%から66%に低下し、高額物件にシフトした。

 地域別の販売件数は、全体の約2割を占め、南部に続いて販売件数が多い西部は前月比8.8%増の23万4000戸となった。中西部も同30.6%増の9万4000戸と急回復した。対照的に、全体の約6割を占める南部は同5.1%減の48万3000戸と、4カ月連続で減少。北東部も同6.1%減の3万1000戸と、2カ月連続で減少した。

 住宅供給(在庫)をみると、12月の新築住宅在庫(着工前や建築中の住宅も含む。季節調整値)は前月比4.1%増の30万2000戸と、2カ月連続で増加し、減少傾向に歯止めがかかり、5月(31万1000戸)以来7カ月ぶりの高水準となった。これを12月の販売ペースで計算した新築住宅の在庫水準は4.3カ月相当と、前月の4.1カ月相当を上回り、6月(4.3カ月相当)以来の高水準となった。

<関連銘柄>
 NASD投信<1545>、NYダウ投信<1546>、上場米国<1547>、
 SPD500<1557>、NYダウ<1679>、NYダウブル<2040>、
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提供:モーニングスター社