金融・経済ニュース
英・EUのFTA交渉、24−25日にも合意か―漁業権問題で英国が譲歩
2020-12-24 15:45:00.0
英国とEU(欧州連合)のFTA(自由貿易協定)など通商協議が早ければ24日か25日にも合意する見通しとなった。英紙デイリー・テレグラフなど地元メディアは23日、「EUから合意の印を示す白煙が上がるのを待っている」と一斉に報じた。一部のメディアでは「協議は合意した」との大見出しが24日の朝刊の1面トップを飾った。ジョンソン英首相が合意を阻んでいた漁業権問題で大幅に譲歩したもようで、EUの強硬姿勢に屈した格好だ。
ただ、英ニュース専門局スカイニュースは24日未明の放送で、「ジョンソン首相は23日深夜、合意内容について閣議了解を得るため、ビデオ会議で閣僚に説明した。英国とEUの交渉担当者はベルギー・ブリュッセルのEU本部に詰めて、2000ページにも及ぶ合意内容の法文化作業を行っていると見られる」としながらも、「EU筋は24日朝も協議は続くとしており、まだ、完全には合意に達していない。英国の首相官邸筋は協議がすべて無に帰すことはありうると強調している」と慎重だ。
合意内容の法文化作業が順調に進めば、25日朝にもジョンソン首相が記者会見で正式に発表し、その後、英議会が年末までに招集され、合意について審議するとしている。
英国とEUの離脱移行期間は12月31日までで、それまでに合意ができなければノーディール・ブレグジット(合意なしのEU離脱)となる。
提供:モーニングスター社




