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金融・経済ニュース

米10月コアCPI、前月比横ばい―3カ月連続伸び鈍化、市場予想下回る

2020-11-13 10:17:00.0

<チェックポイント>

●ホテルや自動車保険、アパレルが大幅低下―航空料金は大幅上昇

●前年比は1.6%上昇も伸び鈍化

●全体指数、前月比横ばい―市場予想下回る

 米労働省が12日発表した10月CPI(消費者物価指数)は、FRB(米連邦準備制度理事会)が重視しているコアCPI(価格変動が激しいエネルギーと食品を除いたもの)は前月比横ばいと、9月の同0.2%上昇を下回り、3カ月連続で伸びが鈍化。市場予想の0.2%上昇も下回った。一方、前年比は1.6%上昇と9月の1.7%上昇を下回った。7カ月連続でFRBの物価目標(2%上昇)を下回っている。

 コア指数の前月比の内訳は、ホテル宿泊料が3.7%低下(9月は0.5%低下)と、大きく低下した。次いで自動車保険が2.3%低下(同3.5%低下)、アパレルが1.2%低下(同0.5%低下)、医薬品や医療装置など医療関連資材が0.8%低下(同横ばい)、メディカルケアサービス(処方箋代や病院治療費)が0.3%低下(同横ばい)、このうち病院治療費は0.6%低下(同0.6%上昇)と落ち込んだ。このほか、中古車(乗用車とトラック)は0.1%低下(同6.7%上昇)となった。

 これとは対照的に、レンタカー料金が7.4%上昇(同4.9%上昇)と、高い伸びとなった。次いで旅客輸送が回復し始めた航空各社の航空運賃が6.3%上昇(同2.0%低下)、新車が0.4%上昇(同0.3%上昇)となった。このほか、アルコール飲料は0.3%上昇(同0.2%低下)、自動車修理は0.1%上昇(同0.2%上昇)だった。

 一方、CPI全体指数(季節調整後)も、ガソリンが低下したため前月比横ばいと、9月の同0.2%上昇を下回り、3カ月連続で減速。市場予想の0.2%上昇も大きく下回った。

 前月比でガソリンは0.5%低下と、前月の0.1%上昇を下回り、5月の3.5%低下以来5カ月ぶりに低下に転じた。8月は2%上昇、7月は5.6%上昇、6月は12.3%上昇だった。この結果、エネルギー全体でも0.1%上昇(9月は0.8%上昇)と、伸びが急減速した。ただ、5カ月連続の上昇となった。

 一方、食品は0.2%上昇と、9月の横ばいから伸びが加速した。外食価格は0.3%上昇と、9月の0.6%上昇を下回った。外出制限が強まり、レストランなど店内での食事の機会が減った影響が出た。自宅調理用の食品は0.1%上昇となり、6月以来4カ月ぶりに上昇に転じた。

<関連銘柄>
 NASD投信<1545>、NYダウ投信<1546>、上場米国<1547>、
 SPD500<1557>、NYダウ<1679>、NYダウブル<2040>、
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提供:モーニングスター社