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米3月コアCPI、前月比0.1%低下―10年2カ月ぶりのマイナス
2020-04-13 09:10:00.0
<チェックポイント>
●CPIコア指数、前年比伸び率は2.1%上昇―前月から伸び減速
●コロナ感染による需要急減で航空運賃やホテルが大幅低下
●CPI全体指数、前月比0.4%低下―市場予想と一致
米労働省が10日発表した3月CPI(消費者物価指数)は、FRB(米連邦準備制度理事会)が重視しているコアCPI(価格変動が激しいエネルギーと食品を除いたもの)が前月比0.1%低下と、2月の同0.2%上昇からマイナスに転じた。マイナスは10年1月以来10年2カ月ぶり。前年比は2.1%上昇と、2月の同2.4%上昇から減速した。
市場予想は同0.1%上昇だった。ただ、市場の一部では、3月統計には中国で発生した新型コロナウイルス(COVID−19)のパンデミック(感染症の世界流行)の悪影響による景気悪化や需要急減、およびOPEC(石油輸出国機構)プラス会合の減産協議決裂を受けた原油価格の値下げ競争による原油価格の急落が反映され、インフレ率はマイナスになる可能性があると予想されていた。
コア指数の前月比の内訳をみると、新型コロナ感染拡大による需要急減で航空運賃が12.6%低下(2月は0.3%低下)となった。また、ホテル宿泊料は7.7%低下(同2.3%上昇)と大幅なマイナス転換となり、アパレルも2.0%低下(同0.4%上昇)、新車も0.4%低下(同0.1%上昇)とマイナスに転じた。
一方、たばこ・喫煙具は1.0%上昇(同0.6%上昇)、中古車(乗用車とトラック)は0.8%上昇(同0.4%上昇)、メディカルケア(処方箋代や病院治療費)は0.3%上昇(同0.2%上昇)と、前月よりも伸びが加速した。
CPI全体指数(季節調整後)は原油急落を反映してガソリン価格が急落したため、前月比0.4%低下と、2月の0.1%上昇からマイナスに転じ、15年1月以来5年2カ月ぶりの大幅低下となったが、市場予想とは一致した。
前月比で、ガソリンは10.5%低下と、2月の3.4%低下からさらに減速。この結果、エネルギー全体では5.8%低下(2月は2%低下)と、3カ月連続の減速となった。一方、食品は0.3%上昇と、高い伸びとなった2月の0.4%上昇からさらに上昇した。
<関連銘柄>
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提供:モーニングスター社




