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米2月新築住宅販売件数、前月比4.4%減の76.5万戸―市場予想上回る
2020-03-25 10:07:00.0
<チェックポイント>
●販売件数、3カ月ぶりに減少
●12月−2月の月平均販売件数は76.3万戸―前3カ月を3%上回る
●北東部と主力の南部は増加―中西部と西部が減少
米商務省が24日発表した2月新築住宅販売件数(季節調整済み)は前月比4.4%減の年率換算76万5000戸と、1月の同10.5%増(改定前は7.9%増)から3カ月ぶりに減少に転じた。市場予想の76.1万戸は上回った。
過去3カ月の販売件数は、1月分が前回発表時の76万4000戸から80万戸、12月分は70万8000戸から72万4000戸、11月分は69万2000戸から70万戸に、それぞれ上方改定。結果、3カ月間で計6万戸の上方改定となった。
この3カ月(19年12月−20年2月)の月平均の販売件数は76万3000戸と、前3カ月(19年11月−20年1月)の74万1000戸を3%上回った。
一方、季節要因を無視できる前年比は14.3%増と、9カ月連続で前年水準を上回り、堅調を維持した。ただ、市場では2月データは中国で発生した新型コロナウイルス(COVID−19)のパンデミック(感染症の世界流行)が起こる以前だったため、3月以降、ウイルス感染の悪影響が強く現れると警戒している。
販売件数の内訳を見ると、着工前の販売件数は前月比6.5%増の23万1000戸と、1月の同6.9%増(改定前は14.7%増)をやや下回った。また、建築中の新築住宅の販売件数は同11.7%減の25万7000戸と、1月の同15.5%増(同9.5%増)から減少に転じた。
2月の住宅価格は中央値(季節調整前)が手ごろな価格帯の在庫(供給)不足で、前月比6.3%上昇の34万5900ドルと、1月の同0.7%低下から上昇に転じ、19年ピーク時の4月(33万9000ドル)を超える高値となった。販売価格帯をみると、30万ドル超の高額物件の販売比率が60%と、1月の56%を上回り、高めの物件にシフトしている。一方、15万−30万ドル未満の手ごろ物件の比率は前月の44%から38%に低下した。
地域別の販売件数は全体の約5割を占め販売件数が最も多い南部が同1%増(前年比6.3%増)の40万4000戸と、5カ月ぶりに増加に転じ、北東部は同38.9%増(同47.1%増)の5万戸と、4カ月連続で増加した。ただ、全体の約3割を占め、南部に続いて販売件数が多い西部は同17.2%減(同24.7%増)の22万2000戸と、3カ月ぶりに減少し、中西部は同7.3%減(同15.6%増)の8万9000戸と、4カ月ぶりに減少した。
住宅供給面をみると、1月の新築住宅在庫(着工前や建築中の住宅も含む季節調整値)は前月比0.9%減(前年比6.7%減)の31万9000戸となり、18年8月(31万8000戸)以来1年半ぶりの低水準となった。住宅バブル期の在庫水準(45万戸)の70%の水準にとどまっている。これを2月の販売ペースで計算した新築住宅の在庫水準は5カ月相当と、前月の4.8カ月相当を上回ったが、1年前の6.1カ月相当を下回った。
<関連銘柄>
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提供:モーニングスター社




