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米11月新築住宅販売、前月比1.3%増の71.9万戸―9月以来の高水準も市場予想下回る
2019-12-24 09:28:00.0
<チェックポイント>
●価格上昇や在庫不足で販売戸数の伸びは緩やか
●住宅価格は前月比4.4%上昇―4月以来の高値に
●住宅在庫戸数は前月比横ばい―供給タイトな状況続く
米商務省が23日発表した11月新築住宅販売件数(季節調整済み)は前月比1.3%増の年率換算71万9000戸と10月の同2.7%減(改定前は0.7%減)から増加に転じた。07年7月(77万8000戸)以来12年超ぶりの高水準となった9月(73万戸)の水準近くに回復したが、市場予想の73万5000戸を下回った。
9−11月の月平均の販売件数は72万戸と、前3カ月(8−10月)の71万6000戸を上回った。
過去3カ月の数値も改定。10月は前回発表時の73万3000戸から71万戸に2万3000戸、9月は73万8000戸から73万戸に8000戸、いずれも下方改定された。8月は70万6000戸から70万8000戸に2000戸上方改定された。
季節要因を無視できる前年比は16.9%増と堅調を維持している。
全体の販売件数のうち、着工前の販売件数は前月比6.6%増の20万9000戸と10月の同8%減(改定前は同13.6%増)から増加に転じた。また、建築中の新築住宅の販売件数も同3.3%増の25万4000戸と10月の同0.4%減(同4.4%減)から増加に転じ、16年7月以来の高水準となった。1年前に比べても26.4%増と、住宅販売の勢いは相変わらず強い。
11月の住宅価格をみると、中央値(季節調整前)は手ごろな価格帯の在庫不足で、前月比4.4%上昇の33万800ドルと、10月の同1.5%上昇から2カ月連続で上昇し、4月(33万9000ドル)以来7カ月ぶり高値となった。前年比は7.2%上昇となった。販売価格帯をみると、40万ドル超の高額物件の販売比率は36%と、10月の30%を上回り、高めの物件にシフトした。一方、15万−30万ドル未満の手ごろ物件の比率は前月の43%から38%(1年前は45%)に低下した。
地域別の販売件数は全体の約3割を占め、南部に続いて販売件数が多い西部が前月比7.5%増(前年比47.9%増)、北東部は同52.4%増(同6.7%増)と、急増した一方で、全体の約6割を占め販売件数が最も多い南部が同4.1%減(同9.0%増)と、2カ月連続で減少した。中西部は同横ばい(同1.4%減)となった。
住宅供給面をみると、11月の新築住宅在庫(着工前や建築中の住宅も含む。季節調整値)は前月比横ばい(前年比3.3%減)の32万3000戸と10月の同0.6%減から底打ちし、8月(32万5000戸)以来3カ月ぶりの高水準となった。11月の販売ペースで計算した新築住宅の在庫水準は5.4カ月相当(1年前は6.5カ月相当)と、10月の5.5カ月相当を下回った。住宅建築業界が需要と供給のバランスが取れた容認可能な水準とする6カ月相当を下回り続けており、全体的には供給は依然タイトな状況であることを示す。
<関連銘柄>
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提供:モーニングスター社




