金融・経済ニュース
ユーロ週間場況=ユーロ・円、リスク選好の動きが押し上げが
2019-11-05 16:58:00.0
ユーロ高・円安 120.80円(+0.39円)
10月28日−11月1日のユーロ・円は上昇した。週初10月28日は、EU(欧州連合)が来年1月末までの英国の離脱延期で合意したことやトランプ米大統領の発言を受けて米中貿易交渉の進展期待が高まり、ユーロ・円が上昇した。29日は、英労働党が早期の解散総選挙実施を支持すると一部で報じられ、ユーロ買いが継続。30日は、独10月CPI(消費者物価指数)速報値が市場予想を上回り、ユーロ・円を支えた。31日は、米中貿易交渉の進展に不透明感が浮上し、ユーロ売りが先行。11月1日は、米中が貿易協議で進展があったことが明らかとなり、ユーロ・円の上昇につながった。
債券市場で、短期債利回り、長期債利回りともに低下した。米金利低下の影響に加え、ECB(欧州中央銀行)の金融緩和再開を受けて利回り低下圧力が高まった。ユーロ建て独2年債利回りは前週末のマイナス0.65%からマイナス0.66%に低下、独10年債利回りも前週末のマイナス0.36%からマイナス0.38%に低下して越週した。
4−8日のユーロ・円は、堅調か。英国のEU離脱問題に関しては合意なき離脱の可能性が低下したほか、米中貿易交渉についても合意に向けた進展期待が高まる。リスク選好の動きがユーロ・円を押し上げそうだ。独9月製造業受注のほか、中国や米国の重要経済指標に注意したい。
提供:モーニングスター社




