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豪ドル週間場況=豪9月貿易収支などに注目
2019-11-05 16:59:00.0
豪ドル高・円安 74.70円(+0.56円)
10月28日−11月1日の豪ドル・円は上昇した。10月28日から29日にかけては、米中貿易交渉に対する過度な懸念が後退し、豪ドル・円は上伸。30日、豪7−9月期CPI(消費者物価指数)は市場予想通りとなり11月RBA(豪準備銀行)理事会で利下げは見送られるとの見方が強まったほか、FOMC(米連邦公開市場委員会)後のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言を受け、豪ドル買い・円売りが進んだ。31日は中国10月製造業PMI(購買担当者景気指数)が市場予想を下回ったほか、米中貿易摩擦激化への懸念が浮上し、リスク回避の円買いが強まった。11月1日、中国10月財新製造業PMIが市場予想を上回ったほか、米10月雇用統計が強い結果となったことを受け、豪ドル・円は反発した。
債券市場では、短期債利回り、長期債利回りともに上昇した。FOMCで年内の米利下げ打ち止めが示唆され、豪利下げ観測がさらに後退した。豪ドル建て2年債利回りは前週末の0.73%から0.80%に上昇、10年債利回りは前週末の1.06%から1.10%に上昇して越週した。
4−8日の豪ドル・円は堅調な流れか。足元はRBA理事会で政策金利が据え置かれ、豪利下げ観測が遠のいている。米中貿易交渉も米国が強権姿勢を緩めており、リスク回避姿勢は後退しつつある。国内外の経済指標では、豪9月貿易収支、中国10月貿易収支、10月ISM(米サプライマネジメント協会)非製造業景況指数などに注目したい。
提供:モーニングスター社




