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ブラジルレアル週間場況=米中貿易協議進展も、追加利下げ期待が重し
2019-10-15 16:46:00.0
レアル高・円安 26.38円(+0.02円)
レアル・円は週後半にかけて上昇した。週初7日は、米中貿易交渉の進展への期待が後退、レアル・円は軟化した。8日は、米国が中国企業をブラックリストに掲載すると発表、米中貿易問題の先行き不透明感が高まり、リスクオフからレアル・円は軟化した。9日は、中国が米国産の大豆追加購入を提案したと伝わり、米中貿易交渉への期待が高まったことから、レアル・円は底堅く推移した。ただ、同日発表の9月IPCA(拡大消費者物価指数)が市場予想に反して前月比で低下し、ブラジル中銀による追加利下げ期待がレアルの上値を抑制する場面があった。10日、政府が中国の通信機器大手ファーウェイの製品供給を一部米企業に認めると伝わり、レアル・円は上昇した。週末11日は、トランプ米大統領が10日の米中貿易交渉に好感触を示したことからリスクオンとなり、レアル・円は堅調に推移した。
短期債利回りは低下した。米中貿易交渉の先行きに一喜一憂する展開となったが、楽観論がやや優勢となり世界的に株価は堅調に推移。投資家心理の改善からブラジル債券は買い優勢の展開となった。2年物レアル建て債利回りは前週末の5.17%から4.82%に低下して越週した。
提供:モーニングスター社




