金融・経済ニュース
米7月S&PコアロジックCS住宅価格指数、6カ月連続上昇で過去最高を更新
2019-09-25 11:36:00.0
<チェックポイント>
●全米価格指数、前年比3.2%上昇―6月から横ばい
●20都市圏、前年比2%上昇―市場予想下回る
●主要都市のうち、シアトルが3カ月連続で前年水準下回る
米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が24日発表した7月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(季節調整前)は、一戸建て中古住宅の価格動向を示す総合指数である全米住宅価格指数が前月比0.4%上昇の211.72と6月の210.90(改定前210.71)を上回り、6カ月連続で上昇、過去最高を更新した。
同指数の過去最高の更新は18年10月、23カ月連続で止まったが、19年3月統計で5カ月ぶりに過去最高を更新した。
前年比の伸びは3.2%上昇と6月から横ばいとなり、18年12月の4.6%上昇となって以降、伸びは着実に鈍化している。
市場の関心が高い主要20都市圏の価格指数(季節調整前)は前月比0.1%上昇の218と6カ月連続で上昇したものの、前年比は2.0%上昇となり、市場予想の2.1%上昇を下回った。
都市別では、20都市のうち、フェニックスが前年比5.8%上昇と最も高い伸びを示し、5月までトップだったラスベガスは同4.7%上昇と2カ月連続で2位となった。次いでシャーロットの同4.6%上昇、タンパの同4.5%上昇、ミネアポリスの同4.2%上昇、デトロイトの同4.1%上昇、アトランタの同4%上昇となった。それとは対照的に、ロサンゼルスは同1.1%上昇、サンフランシスコは同0.2%上昇と、西海岸の主要都市で低い伸びが目立った。また、シアトルは同0.6%低下と、3カ月連続で低下し、1年前の13%上昇から伸びがマイナスとなっている。主要都市の中でマイナスとなったのはシアトルだけだった。
S&P500指数を運営している米S&Pダウジョーンズ・インデックスのマネージング・ディレクター兼指数管理担当責任者であるフィリップ・マーフィー氏は、前月と同様に「住宅価格の上昇は続いているが、上昇ペースは一段と鈍化している」とした上で、「多くの都市は依然、一ケタ台の低い伸び(1−3%)を維持しており、新たな住宅需要が見られる」との見方を示している。
一方、主要10都市圏の価格指数(季節調整前)も前月比横ばいの230.74となり、06年6月のピーク(226.29)を5カ月連続で上回った。しかし、前年比は1.6%上昇と6月の同1.9%上昇を下回り伸びが減速した。
住宅購入者は住宅価格がまだ高水準にあるため、最近の住宅ローン金利の鈍化にもかかわらず、積極的な購入を控えている。このため、住宅価格は前年比の伸びが鈍化傾向を示している。
<関連銘柄>
NASD投信<1545>、NYダウ投信<1546>、上場米国<1547>、
SPD500<1557>、NYダウ<1679>、NYダウブル<2040>、
NYダウベア<2041>
提供:モーニングスター社




