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米4月S&PコアロジックCS住宅価格指数、2カ月連続で過去最高を更新
2019-06-26 11:31:00.0
<チェックポイント>
●全米価格指数、前年比3.5%上昇―3月の3.7%上昇から鈍化
●20都市圏、前年比2.5%上昇―人口・雇用増のラスベガスの上昇が顕著
●需要弱含みで住宅在庫増加傾向―S&Pの見方
米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が25日発表した4月の米S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(季節調整前)は、一戸建て中古住宅の価格動向を示す総合指数である全米住宅価格指数が前月比0.9%上昇の207.97と、3月の206.06(改定前206.23)を上回り、5カ月ぶりに過去最高を更新した3月に続き、2カ月連続で過去最高を更新した。
一方、前年比の伸びは3.5%上昇と、15年4月以来3年9カ月ぶりの低い伸びとなった1月の4.2%上昇を下回り、2月の同3.9%上昇や3月の同3.7%上昇から伸びが鈍化し続けている。
市場の関心度が高い主要20都市圏の価格指数(季節調整前)は前月比0.8%上昇の215.68と3カ月連続で上昇。ただ、前年比は市場予想通りの2.5%上昇となったが、3月の2.6%上昇を下回った。18年4月から13カ月連続の伸び鈍化となる。
S&P500指数を運営している米S&Pダウジョーンズ・インデックスのマネージング・ディレクター兼指数委員会委員長であるデービッド・ブリッザー氏は、今回の統計結果について、前回と同様、「住宅価格の上昇ペースの鈍化が広範囲にわたり続いている。大半の都市で住宅価格の前年比の伸びが鈍化し続けている」とした上で、「19年に入り、住宅ローン金利は低下し、最近では4%を下回っているが、まだ、主要20都市の住宅価格は伸びが緩やかなままだ。全国の住宅供給(在庫)は増加傾向にあり、これは住宅需要が弱まっていることを示している」と指摘。住宅販売の伸び悩みが価格の伸び鈍化の理由になっているとした。
都市別では、20都市のうち、人口と雇用がともに増加しているラスベガスは引き続き前年比7.1%上昇と、最も高い伸びを示した。次いでフェニックスの同6%上昇、タンパの同5.6%上昇となった。それとは対照的に、西海岸のサンフランシスコは同1.8%上昇、また、シアトルは同横ばいと1年前の13%上昇から様変わりした。
一方、主要10都市圏の価格指数(季節調整前)も前月比0.8%上昇の229.06となり、06年6月のピーク(226.29)を2カ月連続で上回った。また、前年比は2.3%上昇と、3月の同2.2%上昇を上回り伸びが加速した。
住宅購入者は住宅価格がまだ高水準にあるため、最近の住宅ローン金利の鈍化にもかかわらず、積極的な購入を控えている。このため、住宅価格全体的に前年比の伸びが鈍化傾向を示している。
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提供:モーニングスター社




