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米3月S&PコアロジックCS住宅価格指数、過去最高を更新
2019-05-29 10:44:00.0
<チェックポイント>
●全米価格指数、前年比3.7%上昇―2月の3.9%上昇から鈍化
●20都市圏、前年比2.7%上昇―人口・雇用増のラスベガスが価格上昇をけん引
●価格の伸び鈍化は販売不振が主因
米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が28日発表した3月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(季節調整前)は、一戸建て中古住宅の価格動向を示す総合指数である全米住宅価格指数が2月の204.9(改定前205.04)から0.65%上昇の206.23と2カ月連続で上昇し、過去最高を更新した。
同指数の過去最高の更新(23カ月連続)は18年10月の205.66で止まったが、今回の3月統計で5カ月ぶりに過去最高を更新した。
一方、前年比の伸びは3.7%上昇と、2月の同3.9%上昇からさらに伸びが鈍化した。
市場の関心度が高い主要20都市圏の価格指数(季節調整前)は前月比0.7%上昇の214.09と2カ月連続で上昇した。ただ、前年比は2.7%上昇と、前月の同3%上昇や市場予想の同2.9%上昇を下回り、12年8月以来6年7カ月ぶりの低い伸びとなった。これは18年4月から12カ月連続の伸び鈍化で、住宅市場が低迷していることを示す。
S&P500指数を運営している米S&Pダウジョーンズ・インデックスのマネージング・ディレクター兼指数委員会委員長であるデービッド・ブリッザー氏は、今回の統計結果について、「住宅価格の上昇ペースは鈍化が続いている。大半の都市で住宅価格の前年比の伸びが鈍化し続けており、伸びの鈍化は広範囲に及んできた」とした上で、「一戸建て中古住宅販売が18年2月に510万戸でピークに達したあと減少に転じ、19年1月には436万戸と、ピーク時に比べ65万戸も減少した」と指摘。住宅販売の不振が価格の伸び鈍化の理由になっているとした。
20都市のうち、主に南西部で急伸が続いており、人口と雇用がともに増加しているラスベガスは前年比8.2%上昇と引き続き最も高い伸びを示した。次いでフェニックスの同6.1%上昇、タンパの同5.3%上昇となった。それとは対照的に、西海岸のサンフランシスコは同1.4%上昇、シアトルも同1.6%上昇と、いずれも伸びの鈍化が続いている。
住宅購入者は住宅価格がまだ高水準にあるため、最近の住宅ローン金利の鈍化にもかかわらず、積極的な購入を控えている。このため、住宅価格は特に前年比の伸びが鈍化傾向を示している。
<関連銘柄>
NASD投信<1545>、NYダウ投信<1546>、上場米国<1547>、
SPD500<1557>、NYダウ<1679>、NYダウブル<2040>、
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提供:モーニングスター社




