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金融・経済ニュース

米3月住宅着工件数、前月比0.3%減の113.9万戸―市場予想大幅に下回る

2019-04-22 10:21:00.0

<チェックポイント>
●着工件数、一戸建てとアパートがいずれも減少―約2年ぶり低水準に

●主力の南部や中西部、北東部が減少―西部は大幅増

●建築許可件数、前月比で3カ月連続の減少―18年10月以来の低水準

 米商務省が19日発表した3月住宅着工件数(季節調整値)は年率換算で前月比0.3%減の113万9000戸と2月の同12%減の114万2000戸(改定前は116万2000戸)に続いて2カ月連続で減少し、17年5月(112万2000戸)以来約2年ぶりの低水準となった。また、市場予想の124万7000戸を大幅に下回った。

 着工件数が急減したのは、3月に中西部を襲った洪水被害や北東部を襲った大雪被害の影響が大きい。主力の一戸建ては同0.4%減の78万5000戸と、16年9月以来2年半ぶりの低水準となった上に、月ごとによって変動が激しいアパート(5世帯以上)も同3.4%減の33万7000戸と、大幅減となった。特に中西部の一戸建ては同21.2%減の8万2000戸と、急減している。

 ただ、過去2カ月間で計5000戸の上方改定(2月は2万戸の下方改定、1月は2万5000戸の上方改定)となったことは明るい材料だ。

 一方、前年比も14.2%減と大幅に下回っている。内訳は一戸建てが同11%減となったのに対し、アパート(5世帯以上)が同21.8%減となった。1−3月累計(季節調整前)では前年比9.7%減の26万0600戸となった。

 先行指標である住宅建築許可件数は、アパートが大きく減少したことから、全体では前月比1.7%減の126万9000戸と、18年10月(126万5000戸)以来5カ月ぶりの低水準となり、市場予想の130万戸も下回った。2月の同2%減の129万1000戸に続いて3カ月連続で減少となる。18年のピーク時の136−137万戸台(3−4月)に比べると、依然低水準で、前年比も7.8%減となっており、まだ住宅供給不足の状態が続く見通しだ。

<関連銘柄>
 NASD投信<1545>、NYダウ投信<1546>、上場米国<1547>、
 SPD500<1557>、NYダウ<1679>、NYダウブル<2040>、
 NYダウベア<2041>

提供:モーニングスター社