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金融・経済ニュース

米18年12月新築住宅販売、前月比3.7%増の62.1万戸―市場予想大幅に上回る

2019-03-06 11:27:00.0

<チェックポイント>
●2カ月連続で増加―18年5月以来7カ月ぶり高水準に回復

●北東部が前月比1.5倍増、主力の南部と西部も増加

●10−12月の月平均販売件数は59万戸=前3カ月を0.7%上回り伸び加速

 米商務省が5日発表した18年12月の新築住宅販売件数(季節調整済み)は前月比3.7%増の年率換算62万1000戸と、11月の同9.1%増(改定前は16.9%増)の大幅増からさらに増加した。前月比で2カ月連続の増加となり、同5月(65万3000戸)以来7カ月ぶりの高水準となった。また、市場予想の57万2000戸も大幅に上回った。

 季節要因を無視できる前年比は2.4%減となり、11月の同15.9%減に続いて4カ月連続で前年水準を下回った。この結果、1−12月累計では前年比1.5%増の62万2000戸となった。

 今回の発表では、9月以降の販売件数が軒並み下方改定された。9月は60万9000戸(前回発表時61万3000戸)、10月は54万9000戸(同56万2000戸)、11月は59万9000戸(同65万7000戸)と、いずれも下方改定され、過去3カ月で計7万5000戸もの大幅な下方改定となった。

 地域別では北東部が前月比1.5倍(前年比は16.7%増)と急増した一方で、全体の約6割を占め販売件数が最も多い南部も同5%増(同7.4%増)、南部に続いてウエートが大きい(全体の約3割を占める)西部も同1.4%増(同23.9%減)と、堅調となった。ただ、中西部だけが同15.3%減(同3.2%減)と落ち込んだ。

 12月の新築住宅価格の中央値(季節調整前)は、前月比5%上昇の31万8600ドルと、11月の同6.5%低下から3カ月ぶりに上昇に転じた。しかし、前年比は7.2%低下と、2カ月連続で前年水準を下回った。前月比で上昇したのは販売価格帯30万ドル未満の手ごろな物件の比率が前月の49%から45%にやや低下した一方で、30万ドル超75万ドル未満の比較的高額な物件が前月の35%から36%にやや上昇したためで、住宅購入者のアフォーダビリティ(住宅取得能力)は前月に比べ低下した。

 12月の新築住宅在庫(着工前や建築中の住宅も含む。季節調整値)は強い住宅購入需要に支えられて、前月比3%増(前年比17%増)の34万4000戸と、08年12月(35万3000戸)以来10年ぶりの高水準となった。

 今回の12月データは当初、1月25日に発表される予定だったが、18年12月下旬から政府の一部機関が35日間閉鎖されたため、発表が延期されていた。次回1月データは3月14日、最新の2月データは3月29日にそれぞれ発表される予定。

<関連銘柄>
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提供:モーニングスター社