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金融・経済ニュース

米18年11月新築住宅販売、前月比16.9%増の65.7万戸―市場予想大幅に上回る

2019-02-01 09:37:00.0

<チェックポイント>
●住宅価格の急落で18年3月以来8カ月ぶり高水準に回復

●北東部が前月比2倍、主力南部も同20.6%増で全体押し上げ

●9−11月の月平均販売件数は61.1万戸=前3カ月を3.2%上回る

 米商務省が1月31日発表した18年11月新築住宅販売件数(季節調整済み)は前月比16.9%増の年率換算65万7000戸と、10月の同8.3%減(改定前は8.9%減)から大幅増に転じ、3月(67万2000戸)以来8カ月ぶりの高水準となった。また、市場予想の55万5000戸も大幅に上回った。住宅価格が急落したこと、さらには最近の住宅ローン金利の鈍化傾向を受けて一気に購入需要が回復した。

 今回の11月データは当初、18年12月27日に発表される予定だったが、同月下旬に政府の一部機関が閉鎖された関係で発表が延期されていた。

 今回の発表では、10月の販売件数が前回発表時の54万4000戸から56万2000戸、9月も59万7000戸から61万3000戸、8月も59万1000戸から60万1000戸と、いずれも上方改定され、過去3カ月で計4万4000戸もの大幅な上方改定となった。

 地域別では、北東部が前月比2倍となり、全体の約6割を占め販売件数が最も多い南部も同20.6%増、中西部も同30.5%増と急増した。ただ、南部に続いてウエートが大きい(全体の約3割を占める)西部は同5.9%減と落ち込んだ。

 新築住宅価格の中央値(季節調整前)は、前月比7%低下の30万2400ドルと、10月の同1.6%低下に続いて2カ月連続で低下し、16年10月以来2年1カ月ぶりの低水準となった。これは販売価格帯で30万ドル未満の手ごろな物件の比率が前月の43%から49%に上昇した一方で、30万ドル超50万ドル未満の比較的高額な物件が前月の40%から35%に低下し、住宅購入者のアフォーダビリティ(住宅取得能力)が改善したためだ。

 一方、11月の新築住宅在庫(着工前や建築中の住宅も含む。季節調整値)は強い住宅購入需要に支えられて、前月比0.6%増(前年比14%増)の33万戸と、09年1月(34万1000戸)以来9年10カ月ぶりの高水準となった。

<関連銘柄>
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提供:モーニングスター社