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米18年11月S&PコアロジックCS住宅価格指数は前年比5.2%上昇、24カ月連続で過去最高を更新
2019-01-30 11:28:00.0
<チェックポイント>
●伸び率は10月の前年比5.3%上昇から鈍化
●主要20都市圏は前年比4.7%上昇―南西部で急伸続く
●中長期的には上昇基調変わらずか
米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が28日発表した18年11月の米S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(季節調整前)は、一戸建て中古住宅の価格動向を示す総合指数である全米住宅価格指数が前月比0.1%上昇の205.85と、10月の205.74(改定前206.03)を上回り、24カ月連続で過去最高を更新した。住宅バブル期の06年7月に記録した前回ピーク時の184.61を11.5%上回る高水準が続いている。ただ、11月の前年比の伸びは5.2%上昇と、10月の5.3%上昇(改定前5.5%上昇)から鈍化した。
市場の関心度が高い主要20都市圏の価格指数(季節調整前)は、前年比4.7%上昇の213.66と15年初め以来4年ぶりの低い伸びとなり、アナリスト予想の4.9%上昇や10月の5.0%上昇を下回り、4月以降8カ月連続で伸びが鈍化した。
指数を運営している米S&Pダウジョーンズ・インデックスのマネージング・ディレクター兼指数委員会委員長であるデービッド・ブリッザー氏は声明文で、「住宅価格は依然(前年比を超える)高い水準にあるが、価格の伸びは鈍化傾向を示している。これは中古住宅の販売減少と住宅購入者のアフォーダビリティーの悪化を反映したものだ。その一方で、住宅在庫が低水準にあり、住宅価格を下支えするという、ちぐはぐな状況がみられる」と指摘する。
20都市のうち、主に南西部で急伸が続いており、人口と雇用がともに増加しているラスベガスは引き続き前年比12%上昇と、最も高い伸びを示した。次いでフェニックスの同8.1%上昇、シアトルの同6.3%上昇、アトランタの同6.2%上昇、デンバーの6.2%上昇となっており、サンフランシスコは5.6%上昇に伸びが鈍化した。
一方、主要10都市圏の価格指数(季節調整前)も前年比4.3%上昇の227.42と、10月の同4.7%上昇を下回り伸びが減速した。
主要20都市圏と10都市圏の価格指数はいずれも12年3月の底値から55−59%上昇しており、20都市圏はバブル期の06年のピークを3.5%上回った状況が続いている。10都市圏もピークを0.5%上回っている。住宅価格の上昇ペースは勤労者世帯の1時間当たり賃金の伸びの2倍超となっている。
基本的には住宅供給不足のため、住宅価格指数は中長期的には上昇基調は変わらない可能性が高い。
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