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金融・経済ニュース

米10月S&PコアロジックCS住宅価格指数は前年比5.5%上昇、23カ月連続で過去最高更新

2018-12-27 09:39:00.0

<チェックポイント>
●伸び率は前月から横ばい

●主要20都市圏や主要10都市圏の伸び率は鈍化

●中長期的に上昇基調は変わらない可能性

 米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が26日発表した米10月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(季節調整前)は、一戸建て中古住宅の価格動向を示す総合指数である全米住宅価格指数が前年比5.5%上昇の206.03と、23カ月連続で過去最高を更新した。住宅バブル期の06年7月に記録した前回ピーク時の184.62を11.6%上回る高水準が続いている。10月の前年比の伸び率は前月から横ばいだった。

 市場の関心度が高い主要20都市圏の価格指数(季節調整前)は前年比5%上昇の213.89と、9月の5.2%上昇を下回り、4月以降7カ月連続で伸びが鈍化した。

 一方、主要10都市圏の価格指数(季節調整前)も前年比4.7%上昇の227.65と、9月の同4.9%上昇を下回った。

 ただ、主要20都市圏と10都市圏の価格指数はいずれも12年3月の底値から55−60%上昇しており、20都市圏はバブル期の06年のピークを3.6%上回った状況が続いている。10都市圏もピークを0.6%上回った。住宅価格の上昇ペースは勤労者世帯の1時間当たり賃金の伸びの2倍超となっている。

 住宅ローン金利はFRBが17年から利上げを開始したことで伸びが加速しており、フレディマックの30年固定金利の平均約定金利は11月が4.87%と、10月の4.83%や9月の4.63%や8月の4.55%、7月の4.53%から伸びが一段と加速。昨年12月の3.95%や16年の平均3.65%、17年の3.99%も上回っている。直近の12月20日時点では4.62%と、9月時点の水準に戻っているが、依然高水準だ。

 現在の住宅価格上昇は住宅バブル期(2000−06年)とは異なり、深刻な住宅供給不足が原因の一つとなっており、住宅価格指数は中長期的には上昇基調は変わらない可能性が高い。

<関連銘柄>
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提供:モーニングスター社