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金融・経済ニュース

米10月新築住宅販売、前月比8.9%減の54.4万戸―市場予想下回る

2018-11-29 11:18:00.0

<チェックポイント>
●住宅ローン金利の加速で16年3月以来2年7カ月ぶり低水準に落ち込む

●中西部が前月比22.1%減、主力南部も7.7%減で全体を押し下げ

●住宅在庫、10年ぶりの高水準に―今後、住宅価格が一段と低下する見通し

 米商務省が28日発表した10月新築住宅販売件数(季節調整済み)は前月比8.9%減の年率換算54万4000戸と、前月(9月)の同1%増(改定前は5.5%減)から減少に転じ、16年3月(53万8000戸)以来2年7カ月ぶりの低水準となった。また、市場予想の57万3000戸も大幅に下回った。

 今回の発表では、9月の販売件数が前回発表時の55万3000戸から59万7000戸、8月も58万5000戸から59万1000戸、7月も60万3000戸から60万6000戸と、いずれも上方改定され、過去3カ月で計5万2000戸もの大幅な上方改定となったが、その一方で10月の前月比5万3000戸の大幅減少を相殺した格好だ。

 地域別では中西部が前月比22.1%減(前年比16.7%減)と急減した。また、全体の約6割を占め販売件数が最も多い南部も同7.7%減(同11.6%減)となった他、北東部も同18.5%減(同46.3%減)、南部に続いてウエートが大きい(全体の約3割を占める)西部も同3.2%減(同1.3%減)と軒並み減少した。

 強い米経済と良好な雇用市場、大規模税制改革に支えられ住宅購入需要は依然強いものの、FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げ継続で住宅ローン金利が急速に加速していることや住宅価格の高止まりで、住宅販売が抑制されている。

 一方、10月新築住宅在庫(着工前や建築中の住宅も含む、季節調整値)は強い住宅購入需要に支えられて、前月比4.3%増(前年比17.5%増)の33万6000戸と、09年1月以来9年9カ月ぶりの高水準となった。それでも住宅バブル期の在庫水準(45万戸)の75%の水準にとどまっている。これを10月の販売ペースで計算した新築住宅の在庫水準は7.4カ月相当(1年前は5.6カ月相当)と、9月の6.5カ月(改定前7.1カ月)相当を上回り、10年9月(7.6カ月)以来約8年ぶりの高水準となっている。

<関連銘柄>
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提供:モーニングスター社