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米9月S&PコアロジックCS住宅価格指数は前年比5.5%上昇、22カ月連続で過去最高更新
2018-11-28 12:02:00.0
<チェックポイント>
●主要20都市圏、前年比5.1%上昇に鈍化
●主要10都市圏、前年比4.8%上昇に鈍化
●中古・新築住宅販売低迷で住宅価格の伸び鈍化
米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が27日発表した9月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(季節調整前)は、一戸建て中古住宅の価格動向を示す総合指数である全米住宅価格指数が前年比5.5%上昇の205.82と、22カ月連続で過去最高を更新し、住宅バブル期の06年7月に記録した前回ピーク時の184.62を11.5%上回る高水準が続いた。ただ、9月の前年比の伸びは8月の5.7%上昇を下回り、2カ月連続で伸びが鈍化した。
S&P500指数を運営している米S&Pダウジョーンズ・インデックスのマネージング・ディレクター兼指数委員会委員長であるデービッド・ブリッザー氏は、声明文で、「20都市中16都市の前年比の伸びが鈍化しており、住宅価格や中古住宅の販売件数、住宅着工件数をみても1年前の11月をピークに、中古の一戸建て販売件数は9.3%、住宅着工も8.7%、いずれも減少しており、住宅販売ペースが鈍化した」と指摘した上で、「主に住宅ローン金利が上昇しているのが原因の一つだ」と分析している。
市場の関心度が高い主要20都市圏の価格指数(季節調整前)は前月から横ばいの213.76と、住宅バブル期の06年7月の最高記録206.52を上回っているものの、8月に続いて2カ月連続の横ばい。前年比5.1%上昇と対前年比伸び率は4月以降6カ月連続で鈍化している。アナリスト予想の5.2−5.3%上昇にも届かなかった。
一方、主要10都市圏の価格指数(季節調整前)も前年比4.8%上昇の227.31となり、8月の同5.1%上昇を下回った。
主要20都市圏と10都市圏の価格指数はいずれも12年3月の底値から55−59%上昇しており、20都市圏はバブル期の06年のピークを3.5%上回った状況が続いている。住宅価格の上昇ペースは勤労者世帯の1時間当たり賃金の伸びの2倍超となっており、現在の住宅価格上昇は住宅バブル期(2000−06年)とは異なり、深刻な住宅供給不足が原因となっている。
基本的に住宅供給不足のため、住宅価格指数は中長期的には上昇基調は変わらない可能性が高い。最新の10月中古住宅販売統計をみると、住宅供給の過不足感を示す10時点の未販売住宅(在庫)は前月比1.6%減の185万戸と、4カ月連続で減少し、同月の販売ペースに換算した在庫水準も4.3カ月分と、前月の4.4カ月分を下回り、また、適正水準とされる6カ月分を依然大幅に下回っており、深刻な住宅供給不足の状況は変わらない。
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