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金融・経済ニュース

米9月新築住宅販売、前月比5.5%減の55.3万戸―市場予想下回る

2018-10-25 12:34:00.0

<チェックポイント>
●ハリケーンの影響や住宅ローン金利の加速などで4カ月連続の減少

●北東部が前月比41%減、主力南部も1.5%減で全体を押し下げ

●7−9月月平均販売件数は58万戸―前3カ月から伸び鈍化

 米商務省が24日発表した9月新築住宅販売件数(季節調整済み)は前月比5.5%減の年率換算55万3000戸と8月の同3.0%減(改定前は3.5%増)に続いて4カ月連続で減少し、16年12月以来1年9カ月ぶりの低水準となった。市場予想の62万5000戸も大幅に下回った。

 高水準の住宅価格、住宅ローン金利の加速で住宅購入者のアフォーダビリティ(住宅取得能力)が低下する中、9月14日に南東部を襲ったハリケーン「フローレンス」の暴風雨・洪水の影響もあり、購入需要が抑えられた。

 また、8月の販売件数が前回発表時の62万9000戸から58万5000戸、7月も60万8000戸から60万3000戸、6月も61万8000戸から61万2000戸と、いずれも下方改定された。この結果、過去3カ月で計5万5000戸もの大幅な下方改定となり、新築住宅の販売が鈍化していることを示した。

 地域別では北東部が前月比40.6%減(前年比51.3%減)と急減。また、全体の約6割を占め販売件数が最も多い南部もハリケーンの影響で同1.5%減(同11.4%減)と減少し、全体の伸びを抑えた。ウエートが全体の約3割と南部に続いて大きい西部も同12%減(同15.8%減)となった。中西部は同6.9%増(同4.1%増)と、堅調を示した。

 強い米経済と失業率が48年ぶり低水準の3.7%という強い雇用市場、大規模税制改革に支えられ住宅購入需要が依然旺盛だが、FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げ継続で住宅ローン金利が急速に加速しているため、販売が抑制されている。

 新築住宅在庫(着工前や建築中の住宅も含む。季節調整値)は強い住宅購入需要に支えられて、前月比2.8%増(前年比16.8%増)の32万7000戸となった。しかし、それでも住宅バブル期の在庫水準(45万戸)の73%の水準にとどまっている。これを9月の販売ペースで計算した新築住宅の在庫水準は7.1カ月相当(1年前は5.3カ月相当)と、8月の6.5カ月(改定前6.1カ月)相当を上回り、11年3月以来7年半ぶりの高水準となった。

<関連銘柄>
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提供:モーニングスター社