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金融・経済ニュース

米8月コアCPI、前月比0.1%上昇―市場予想下回る

2018-09-14 10:57:00.0

<チェックポイント>
●前年比では2.2%上昇―伸び鈍化もFRB物価目標を6カ月連続で上回る

●全体指数、前月比0.2%上昇で市場予想と一致

●CPIの伸び鈍化は一時的との見方が大勢




 労働省が13日発表した8月のCPI(消費者物価指数)は、FRB(米連邦準備制度理事会)が重視しているコアCPI(価格変動が激しいエネルギーと食品を除いたもの)が前月比0.1%上昇と、7月の同0.2%上昇から伸びが鈍化し、市場予想の0.2%上昇も下回った。

 前年比も2.2%上昇と、7月の同2.4%上昇や6月の同2.3%上昇を下回り、4カ月ぶりに伸びが減速。市場予想の同2.4%上昇も下回った。ただ、伸びが減速したものの、FRBの物価目標(2%上昇)を6カ月連続で上回った。これは堅調な雇用市場や個人消費支出の伸びを反映しており、4−6月期GDP(国内総生産)伸び率が前年比年率換算4.2%増(改定値)と、前期(1−3月期)の同2.0%増から伸びが加速したことを反映しているといえる。

 8月コアCPIの伸び鈍化は月によって値動きが激しいアパレルが前月比1.6%低下したことが大きく、市場は米経済の強さを考えると減速は一時的とみている。

 一方、CPI全体指数(季節調整後)は前月比0.2%上昇と、7月の伸びと同じとなり、市場予想と一致した。前年比は2.7%上昇と、6月と7月の同2.9%上昇や市場予想の2.8%上昇を下回った。

 8月CPI統計の結果がFRBの今後の利上げに与える影響については、コアインフレ率の前年比伸び率が2.2%上昇と、前月を下回った一方で、8月雇用統計で賃金(平均時給)上昇率が前年比2.9%増と、7月の同2.7%増を上回ったことから、コアインフレ率を差し引いた実質賃金の伸びは0.7%増と、7月時点の0.3%増から拡大した。しかし、CPI全体指数2.7%上昇との比較ではわずか0.2%増と、依然低い伸びとなっている。このため、FRBは引き続き今後の利上げは緩やかなペースにならざるを得ないというのが大方の見方だ。

<関連銘柄>
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提供:モーニングスター社