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米4月S&PコアロジックCS住宅価格指数、17カ月連続で過去最高更新
2018-06-27 11:06:00.0
<チェックポイント>
●全米住宅価格指数、前年比6.4%上昇
●主要20都市圏価格指数、バブル期の最高記録超える高水準
●住宅ローン金利の緩やかな上昇を上回る住宅購入需要
米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が26日発表した4月米S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(季節調整前)は、一戸建て中古住宅の価格動向を示す総合指数である全米住宅価格指数が前年比6.4%上昇の200.86と、3月の同6.5%増をやや下回ったものの、17カ月連続で過去最高を更新した。住宅バブル期の06年7月に記録した前回ピーク時の184.62を8.8%上回る高水準が続いている。
市場の注目度が高い主要20都市圏の価格指数(季節調整前)は前月比0.8%上昇の210.17と、3月の同1.0%上昇からさらに伸びており、住宅バブル期の06年7月の最高記録206.52を上回る水準を維持した。月ごとの急変動や季節要因を無視できる前年比は6.6%上昇と、アナリスト予想の6.8%上昇や3月の6.7%上昇をやや下回ったが、高い伸びには変わりはない。
全国平均や20都市圏の対前年比の伸びが前月からやや鈍化したものの、高い伸びを維持したのは、主に西部の主要都市で急伸が続いているためだ。シアトルは前年比13.1%上昇(3月は同13%上昇)と、最も高い伸びを示し、ラスベガスも同12.7%上昇(同12.3%上昇)、サンフランシスコも同10.9%上昇(同11.3%上昇)と、いずれも3月に続いて10%を超す大幅上昇が続いており、住宅価格バブルの兆しを見せている。
一方、主要10都市圏の価格指数(季節調整前)は前年比6.2%上昇の223.7と、3月の同6.4%上昇をやや下回り、前月比も0.6%上昇と、3月の0.8%上昇からやや減速したが、06年6月のピーク(226.29)に急接近した。季節調整後も前月比0.1%上昇と、3月の0.3%上昇から伸びが鈍化している。
FRB(米連邦準備制度理事会)が17年から利上げを開始したことで、フレディマックの30年固定金利の平均約定金利は5月が4.59%と、11年5月以来7年ぶりの高水準となっており、4月の4.47%や3月の4.44%を上回り、7カ月連続で伸びが加速している。最新の今月21日時点でも4.57%と高水準だ。しかし、それでもまだ金利の伸びは緩やかなことから住宅購入需要は強い状態が続いている。
S&P500指数を運営している米S&Pダウジョーンズ・インデックスのマネージング・ディレクター兼指数委員会委員長であるデービッド・ブリッザー氏は声明文で、今後の住宅価格の見通しについて、「住宅価格は強い米経済と住宅ローン金利の緩やかな加速が続いているおかげで(需要が刺激され)上昇を続けている」と指摘した上で、「住宅供給が依然として少ないことが価格を押し上げる要因となっている」と述べている。
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